日時 令和2年6月27日(土)午前8時30分~正午 雨のち晴れ
     
場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場 太田川河川敷左岸

参加者 7家族、大人8人、子ども11人、スタッフ・講師9人、計28人

参加費 500円(1家族) エサ代他

主催 公益財団法人 広島文化財団 佐東公民館

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構、公益財団法人日本釣振興会広島県支部

講師 平田氏、冨樫氏、中木氏、三角氏、村上氏、田邊氏、佐々木氏


内容
6月15日に有志で草刈りをし、日浦公民館の教室は無事終了することができたが、このたび佐東公民館の参加者が日浦公民館の倍の参加者のため、釣り場を拡張することになり、2回目の草刈りを6月26日(金)梅雨の晴れ間を見て14時から再度有志で猛暑の中、草刈りを行った。

6月25日(木)~26日(金)午前中までの雨とダムの放水が重なり、増水を心配したが割合早く水が引いたので予定通り決行することにした。当日午前8時までに全員集合、手分けをして釣り場の準備、受付・座学会場の設営等手際よく準備をして参加者の到着を待った。午前中雨模様の予報通り、雨が降り出した。幸い小雨だったので8時30分より受付開始。雨の影響で2家族のキャンセルがあり7家族となった。受付終了後、弘中主事の司会進行で釣り教室を開始。はじめに樋口館長から挨拶があり、続いて講師の紹介。冨樫講師による釣り座学は、天候不順のため時間を短縮、釣り場で講師が直接指導をすることにした。


雨に濡れないよう全員雨合羽を着て長靴を履き、安全第一として子どもたちはライフジャケットを着用し釣り場へ移動。釣り場で講師から竿・仕掛けを受け取り、竿の扱い方や仕掛けをポイントへ上手に投げる方法、エサ(白サシ)の付け方等を教わった。準備のできた人から実釣に入る。ところが釣り始めたとたんに雷が鳴りだした。竿の材質がカーボンのため落雷があっては危険のため、冨樫講師の笛の合図で一度、竿を置きテントに集まり様子を伺った。やがて雷も止み、雨も小降りとなり釣りを再開した。事前にマキエを打った上に、再度マキエを撒いた効果は抜群で、一投目から美しい魚体をしたオイカワが釣れた。少し川の流れが速かったので、子どもたちにはハヤがエサを食った時のタイミングでアタリを合わせることが難しかった様子でした。しかし、水量と川の濁り加減など好条件が重なったのか、どの家族もバケツの中はオイカワやカワムツが泳いでいた。特にC班の家族のバケツの中には数十匹のハヤが入っていて見事な釣果でした。


本当によく釣れるので、まだまだ釣りをしたい家族もいたようだが11時30分に納竿とした。各自片づけをして全員で釣り場付近のゴミを拾いをして本部へ集まり、子どもたちがアンケートを記入したのち閉会式。冨樫講師の講評、樋口館長より閉会の挨拶後、集合記念写真を撮影し現地解散した。


幸いに何事もなく終了したことに安堵しております。ただ残念だったのは、竿先が納められなくなった竿や折れた竿があり、また仕掛けもラインがダンゴ状にもつれていたのがたくさんあり、今後の課題が残ったことです。事前の草刈り、準備等で講師の皆さまに大変ご迷惑をおかけしました。心から厚くお礼を申し上げます。

報告者:佐々木晃二郎氏


日時 令和2年6月21日(日)午前8時30分~正午 晴れ
     
場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場太田川 河川敷左岸

参加者 4家族、保護者4人、子供6人、スタッフ・講師12人、計22人

参加費 500円(1家族)、エサ代他

主催 公益財団法人 広島市文化財団 日浦公民館

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構、公益財団法人 日本釣振興会広島県支部

講師 村上氏、田辺氏、平田氏、冨樫氏、中木氏、三角氏、柳原氏、佐々木氏


内容
例年どおり、釣り場清掃と草刈りを6月15日(月)に行った。日浦公民館より新谷館長と向井主事、佐東公民館より樋口館長と弘中主事の4人の方にもご協力いただき、公認釣りインストラクター中木氏、平田氏、冨樫氏、村上氏、佐々木氏の9人で、8時から10時頃まで一年間伸びた草を電動草刈機2台、剪定鋏や鎌を使い、炎天下のもと、何とか釣りができる状態にした。

6月13日(土)の雨でかなり増水していたが、昨夜のうちにだいぶん水が引いていたのでハヤが釣れるか試し釣りをした。結果、型の良いオイカワが釣れ、当日雨の降らないことを願い解散。


当初6月20日(土)に釣り教室を計画していたため、前日19日(金)16時頃村上氏と現地を視察。心配したとおり17日(水)夜から18日(木)の雨で釣り場が全部浸水していた。急遽、公民館へ引き返し、新谷館長と向井氏を交えて対策を練る。結果、止むなく1日延期し21(日)に実施することに決定。公民館では急いで参加者に連絡し、自分は釣りインストラクターたちに連絡をした。


幸いに当日は天候にも恵まれ、昨夜のうちに水も引き何とか釣り教室ができる状態だったので、早速全員で準備に取り掛かった。釣り場へ道具やテントを運び事前にマキエを打ち釣り場の準備をする。受付・座学会場には幟を立て、机などを用意する。キャンプ場内の釣り教室で、土日にかけてのキャンパーが大勢おられ、テントや車が多かったのには少し驚いた。一部の方に訳を話しテントや車を移動してもらった。ご協力ありがとうございました。


8時30分より向井主事と柳氏の司会進行で受付を開始。延期したため2家族が欠席し、4家族が揃ったところで釣り教室を開始した。はじめに日浦公民館より挨拶があり、講師紹介のあと、冨樫講師よりハヤ釣りに関する色々な話を、日釣振提供の「好き好きフイッシング」の教本に基づき行った。
川で釣れる魚、今日釣るオイカワやカワムツ等写真を見せ、竿や仕掛けの扱い方、投げ方、エサの付け方、また一番大切なマナーやルールを守り安全な釣りをするよう座学をした。また、講師の指導により安全を期し全員にライフジャケットを着用し釣り場へ移動。

釣り場でも再度、講師がマンツーマンで指導に当たり、準備のできた者から竿を出した。マキエの効果は抜群で、一投目から美しいオイカワが釣れ、親子の楽しい釣りが始まった。結果、全員がハヤを釣ることができ、釣ったハヤをカメラに収めている親子の姿は、なんともほほえましい光景であった。


11時30分納竿、事前に渡した火ばさみとゴミ袋を持ち全員でゴミを拾い会場へ集まった。子どもたちはアンケートを記入し、閉会式では中木講師の講評、佐々木講師からの延べ竿のプレゼント、全員の集合写真を撮り、向井主事の閉会の言葉を最後に解散した。何はともあれ、何事もなく無事終了した事を報告します。たくさんハヤも釣れ、子どもたちも、来年また釣りに来たいと口々に言っていた。熱心に指導していただいた釣りインストラクターの皆さまに、厚くお礼を申し上げます。
        
報告者:佐々木晃二郎氏

 
日時 令和2年4月23日(木) 19:00~通常会員総会

場所 広島市祇園公民館 第1会議室

広島市安佐南区西原1-13-26 ℡082-874-5181

広島県釣りインストラクター連絡機構の定時会員総会を、上記のとおり4月23日(木)に開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、政府による緊急事態宣言をはじめ、会場の祇園公民館より、3密を避ける、少人数の開催、極力対面での会合等は延期あるいは中止など、会議室の使用を制限してほしいと連絡があったため、急きょ、定時会員総会を中止し、書面表決に変更した。
提出締切日までに届いた書面表決書は、賛成が過半数を超え、すべての議案は承認された。

【議題】
1.平成31年度 事業報告について
2.平成31年度 収支決算報告について
3.平成31年度 収支決算監査報告について
4.令和2年度 会長選出について
5.令和2年度 監事選出について
6.令和2年度 事業計画(案)について
7.令和2年度 収支予算(案)について

 

 

 

 

 

日時 令和2年3月28日(土)6時30分出船~14時納竿 曇りのち雨

場所 愛媛県忽那諸島周辺(津和地、怒和地、中島)

参加者 太田氏、平田氏、村上氏、中木氏、佐々木氏、吉野氏、小田氏、徳毛氏、計8名

遊漁船 「希号」 増田博文船長 料金10,000円/人

対象魚 メバル、サビキ仕掛け、オモリ25号

内容
午前6時に廿日市港に集合、8人で希号に乗船し6時30分出船。メバル凪と言うように、メバルは凪の日がよく釣れると言われている。昨日からの風で波が少し高く少々不安交じりで釣り場へ向かう。8時前に釣り場へ到着。やはり波が高くローリングに耐えながら竿を出す。潮は中潮で昼頃が満潮である。上げ潮に向けて好条件の筈であるが、中々当たりがなく厳しい釣りとなった。船頭さんも色々ポイントを探して走り回ってくれたが思うような釣果が上がらず、又、天気予報どうり午後は雨も本降りとなった。

風と雨で寒さが身にこたえ14時過ぎに納竿し、帰路に就いた。型も何時もより小ぶりで、数もあまり出なかった。先週末の半夜釣りでは、25~30㎝のメバルが入食いであったと聞いて期待して釣行したが、ストレスが残った釣りとなぅた。来月リベンジすることを約束して解散した。

報告者:佐々木晃二郎


日時 令和2年1月11日(土)18:00~20:00

場所 えびす坐 広島市中区胡町6-9

参加者 10名

内容
今年度の事業や決算進捗状況の報告、令和2年度の事業計画ならびに予算等の打合せを行った。

日時 令和元年11月2日(土) 9:30~10:30 晴れ

場所 太田川放水路右岸河口ならびに道路脇草むら
   広島市食肉センター㈱前付近 広島市西区草津1-11-1

主催 (公財)日本釣振興会 広島県支部

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構

参加者 太田氏、中木氏、佐々木氏、村上氏、柳原氏、瀬戸中氏、かめや釣具店社員3名


内容
当日は、爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の清掃日和となった。本部より事前にPR用ポスターをいただき、各自近隣に貼ってもらい宣伝に努めた。何人参加していただけるかと期待していたが、この時期は様々な行事と重なったため9名の参加者による清掃となった。昨年は、たくさんのゴミがあったが、台風の影響で海に吹き飛ばされたのか、このたびゴミは少なかった。

一時間余りの清掃を終え、各自ゴミを持ち寄り分別を行った。ジュースで喉を潤し、集めたゴミは各自が持ち帰り処分してもらうようにお願いし午前11時に解散。この辺りでは、ブリやハマチが釣れるようで、釣り人が彼方此方でジグを投げていた。

報告者:佐々木晃二郎氏


日時 令和元年10月26日(土) 9時~12時

天候 晴れ 中潮(満潮から引きへ)

場所 太田川放水路右岸可部線鉄橋下周辺

参加者 大人3名、子ども4名、講師6名、以上13名

講師 佐々木氏、太田氏、村上氏、平田氏、中木氏、三角氏

主催 広島市三篠公民館 高橋氏

協力 (公財)日本釣振興会広島県支部、JOFI広島


昨夜の雨が嘘のように穏やかなとても良い天気になった。早朝8時、下準備が終わった講師たちが竿をだし、試し釣り!結果は、最初からグルグルと当たりが出てハゼが掛かった。昨年と比べハゼが釣れる?なぜ?理解できない!創造を掻き立てろ!と言われても、自然を前にして答えは出てこない。


午前9時前に2家族6名の参加者が集合。挨拶の後はライフジャケットの着用と安全講習。次に竿の扱いの説明と投げ方を講習。竿の持ち方では、必ずリールは上向き、人差し指で道糸を抑えてベールを外す。竿の構えは、リールシートとリールを右手で持つ。左手は竿尻を軽く握る。竿尻の動かし方で、飛距離の長短の差が出る。2回の実演後、講師が分かれて各児童を指導した。講師が、ある程度出来ると判断した時点で餌を付け仕掛けを投入。結果はすぐに出た。掛かってきたのは16.1mmの良形のハゼだった。


児童のお母さんも竿だし!見事ヒット&キャッチ!手前まで来て根掛かりリリースもあったが、全員が釣ることができた。午前11時過ぎに餌の青虫がなくなったところで釣りを終了。「水辺感謝の日」協賛事業として周辺清掃を開始。先週も同じ場所で清掃しているので、周辺のゴミはなく、土手斜面の清掃を行った。車から廃棄されたごみが集まった。集合写真撮影後、検寸台を使ってハゼの長さの確認。一番大きい順に佐々木JOFI会長から投げ竿のプレゼントがあった。ガイドに白い磁器が使われている年代物だが、丁寧に扱われているので充分に使用できる。子どもたちも各自が釣ったハゼを測り確認し合っていた。高橋氏から講師へのお礼の言葉が参加者とともにあり、お互いに一礼し釣り教室を終えた。

報告者:太田博文氏


日時 令和元年10月20日(日) 9時~12時

天候 晴れ・やや風が吹く程度 満潮・正午

場所 太田川放水路右岸可部線鉄橋下周辺

主催 広島市祇園公民館

協力 (公財)日本釣振興会広島県支部、JOFI広島

講師 佐々木氏、太田氏、村上氏、田邊氏、柳原氏、平田氏、富樫氏、倉本氏


秋祭りを知らせる花火の音が響き渡る太田川放水路河川敷に公民館職員2名、釣り指導担当JOFI広島の釣りインストラクター8名と10組の家族が集まった。公民館責任者より挨拶後、佐々木JOFI会長から挨拶、ハゼ釣り教室が始まった。
はじめは、安全講習は富樫先生より「ライフジャケットの着用方法」、「投げ釣りの際に注意すること」を講義。続いて、太田先生から「投げ竿の説明、リールの取り付け方、竿ガイドへの道糸の通し方」を指導。続いて「投げ方の説明」竿の持ち方、投げる際のリールの位置(必ず上向き)、ライン(道糸)を人差し指で保持して、リールのベールを外す。次に構え方とラインを保持した指を離すタイミング!左手が竿尻、右手がリールと竿を持ち穂先が11時の角度に来た瞬間にラインを保持した指を離す。その際距離を出そうと力まない。飛ばすコツは、竿尻を持つ左手等々を指導。実際に広い河川敷で投げて見せた。力みのないスウィングでジェット天秤ははるか彼方へ・・二度ほど実演した後、全員で河川敷の清掃を15分行った。ゴミは、自然界に無い物を中心に拾ってもらった。地域の方が週末ごとに掃除しているので袋一杯にほど遠い位のゴミしかなかった。


ハゼ釣りの仕掛作りに、竿、リール、ジェット天秤、仕掛、ゴカイを手渡し取り付け方の説明、実際にハリにゴカイを刺して見せた。投げの練習では、ハリ仕掛を付けずにスウィング・・・中々前に飛ばない子も次第に距離が出るようになった。まぁまぁ扱えるようになってから川で実践。その頃になると堤防手前の捨て石に水が掛かるようになってきた。リールの巻き方が遅いと必ずその捨て石に掛かり仕掛ごと喪失する。竿を立てて思いっきり巻くとジェット天秤が浮いて仕掛けの根がかりが防げる。なんとか仕掛の喪失は少なくて済んだ。


最初に掛かってきたのがマゴチの子、次に鮗(コノシロ)の子、次はヒレ先の棘に毒をもつアイゴ(バリ)の子・・・肝心のハゼは今年も無理かと思っていたら、13センチ位のマハゼが釣れた。後、同じサイズが3匹。合計4匹のハゼが釣れた。
正午、笛の音で終了を知らせ全員集合。太田先生の総評では、皆の釣果を問うと全員に何かしらの釣果があった。今後は、ライフジャケットや釣り道具を買って、釣りを楽しんでくださいと話され、ハゼ釣り教室を終えた。

報告者:太田博文氏

日時 令和元年10月19日(土) 9時~12時

場所 広島市三篠公民館3階

主催 広島市三篠公民館

協力 (公財)日本釣振興会広島県支部、JOFI広島

講師 太田氏、佐々木氏、村上氏、平田氏、富樫氏


すぐ近くの三篠神社の境内で秋祭りの準備が着々と進み、神楽舞用のステージ、屋台の組立や商材の搬入等が行われているなか、今回で3回目となる釣り教室の座学を開催。三篠公民館により近郊三校の小学校にチラシを配布した結果、2家族と講座のみ参加2名、合計8名の生徒が参加した。・・文字だけのチラシでは、アピール度が低かったのかもしれない。しかし、少数でも講義には全力を傾ける。

高橋公民館員の挨拶から始まり、佐々木JOFI広島会長の歓迎の挨拶後、釣り教室を開始。まず、安全講習の講義。講師はJOFI広島の富樫先生が担当。釣り場においての危険の説明、身を守るライフジャケットの説明と着用方法を約15分で判りやすく講義。続いて太田講師の釣り講義が始まった。最初に、ハリの名称、サルカン、オモリとしてのジェット天秤、ラインの種類と性質、竿の名称を事細かく釣具の歴史や効用を含めて講義、ハリではカエシの効果と危険性をしっかりと説明、釣りをする際のメガネ・帽子の重要性が判って貰えたと思われる。


休憩をはさみ、ハリ結び、サルカン結びを指導。大きなハリと紐を使って指導。サルカン結びは、金属の大きな輪に紐を通しユニノット。結び方をマスターしないと、自分で仕掛けも作れないし、手直しもできないので、出来るまで頑張ってもらった。各講師の先生方も横について個人指導。ほぼ習得したようなので、次は、釣りエサの講義。魚の関心はまずエサ。竿やリール、ライン等々よりもエサを見てくる。オキアミの良し悪しの見分け方。ハゼ釣りで使うゴカイの歴史と昔からある釣具店の栄枯盛衰が生じる訳の話(余談)。アオムシと云われるけど釣具店で売っているのは赤いのはなぜ・・。ゴカイをハリに付けても元気よく動く刺し方。釣具店では石粉とゴカイを別々にしてもらう理由。木製のエサ箱を使ってゴカイを弱らせないことと、自然界に不必要なプラステックゴミを出さない努力も説明。ラストは、竿の持ち方、投げ方を教室内で出来る範囲で指導し終業。来週26日は、太田川放水路でのハゼ釣り実習を同じ生徒で行う。
ハゼが釣れる事を期待します!

報告者:太田博文氏

日程 令和元年10月15日(火)晴れ

主催 (公財)日本釣振興会広島県支部

放流魚種 キジハタ3,000匹

早朝、4時30分起床、天気予報通りの晴れ。5時30分外はやや風が吹いていた。波高1mだから仕方ない風と思っていた。コンビニで自分と船長の弁当・飲物を購入しボートパーク広島へ向かう。8名全員揃ったところで日釣振のビブスと膨張式救命胴衣を着用した。予定通り6時30分にかめや釣具タートル1号で出発。約15分で、下松市栽培漁業センターの糸原氏が待つ草津港へ到着。指示しなくても皆さん段取りよく稚魚を船に積み込み、草津港を8時過ぎ出発。港を出ると風が一段と強くなっていた。稚魚は、体長平均82.9mm、平均体重11.6g、と立派な?サイズだが、放流まで酸素補給がないと死んでしまう。ポンプで上から海水を時々入れての酸素補給をした。


波が高く放流場所の灯台まで約1時間も掛かってしまった。今回放流の協力をしていただいたのは、広島県支部から3名、JOFI広島から2名、釣人3名、船長1名の計9名。全員65歳以上で、70歳代、80歳代のご高齢だけど元気に釣りができる方々ばかり。バケツに稚魚を入れ一斉放流。風とウネリで大変だったが、無事3,000匹を放流し終えた。


今年の夏前に船釣りに出かけた折、船長から「アコウ(キジハタの別名)が広島湾で釣れたと遊漁の船長仲間から聞いた」と話してくれた。5年目でようやく結果が出始めたようだ。キジハタは、3歳までメスで4歳ころからオスに転換する魚もいて、3歳ころから産卵ができるようになると、下松市栽培漁業センターの糸原氏から話があった。遊漁船の船長からは約40cmのアコウ(キジハタ)が掛かったと聞いたので、最初頃の放流魚のようだ。まだ、小さいので60cm程度まで待ってもらうと、もっともっと沢山のキジハタが育つ広島湾になるのだが、釣人の意識はそこまでないかもしれない。アオリイカと同じように生まれてすぐのアオリイカを釣り上げると、ど迫力のある引きが楽しめることはできないが、と思うのは私だけではないと思う。
大きく育てキジハタよ!そして合わせの微妙なやりとりを楽しませてくれ!

報告者:広島県支部 太田博文氏