日程:令和4年10月28日(金) 午前6時~16時

場所:宮島沖にて稚魚放流、岩国沖にてライトジギング

放流魚種:キジハタ(アコウ)

参加者:15名(60歳以上6名)、スタッフ5名(60歳以上4名)、船長2名

主催:(公財)日本釣振興会広島県支部

日釣振:太田広島県支部長、中木役員、富樫役員、重村中国支部職員

協力:かめや釣具、広島県釣りインストラクター連絡協議会、下松市栽培漁業センター、(公財)日本釣振興会山口県支部

このたびの事業は、9月に入り募集を始め少し遅かったからか反応がない状況が続いた。そこで山口県支部の協力を得て開催することとなった。広島県組は午前6時ボートパーク広島に集合、山口県組は岩国港に午前7時30分集合。


午前6時30分ボートパーク広島を出港し草津港へ向かった。キジハタ3,000匹を積み込み厳島へ。水深が深く、底引き網が入らないポイントに稚魚を放流した。今回の稚魚は平均寸法63mmとやや大きく、放流後の歩留まりも良いと感じた。広島県組は岩国港沖でライトジギングを開始してもらい、もう一隻で山口県組を迎えに岩国港へ向かった。岩国港は、柱島方面行フェリー乗り場で遊漁船や漁船は停泊できない桟橋だが、(公財)日本釣振興会の活動という理由により申請し着岸の許可を得た。参加者には、ネムハイスクールの先生と生徒4名も含まれていた。


遊漁船の集う岩国港沖で合流したが、ベイトが見えず早々に情島方面に移動。そのポイントにも多くの遊漁船が集まっていた。島と島の間で潮流が速く、多くのベイトの反応もあった。竿出し直後に50cmクラスのヤズが釣れ始めた。このたびの教室では、新たに購入されたレンタル釣具とジグを使用した。レンタルリールはPE3号リーダー10号の頑強使用。潮流が早いとジグが軽くてなかなか底が取れない。底取りが重要のためそれに合ったジグの選定が必要となる。しかし、その場のベイトのサイズが小さいと、小さくて重いジグが必要となる。タングステンで造られたジグが今のところ最適なのだが、余りにも高価!素早く鉛のジク40gから60gのジクに交換した生徒に釣果があった。自前のタングステン60gジグ、PE1.5号のリールで釣果を上げた生徒もいた。今後、ライトジギング教室を開催する上での留意点と感じられた。


生徒全員に釣果があり15時前に納竿とした。高校生たちも平均4匹と若いだけあって直ぐにライトジギングに慣れたようだ。講師は、魚の鋭い歯で一瞬に道糸のPEを切られた仕掛けの補修と、PEとリーダーを結束する作業に追われた。このたびは、鮎の編み込み台を持ち込んで対応した。釣魚のタモ入れはタイミングが大切。タモ入れを焦り海中に早く入れると最後の力を絞って反転し10号のリーダーを切ることもある。魚の頭が近づいてからもタモを見せず、直前に頭方向からタモ入れ。タモ入れを失敗してもタモで追わないことも鉄則。魚の〆方も大切な作業。持ち帰った魚を美味しくいただくことは、次の釣りに繋がる。


先に岩国港で生徒を降ろしボートパーク広島へ向かい、帰着は16時15分。下船後、解散の挨拶をして事業を終了した。

釣魚:ハマチ、ヤズ、サワラ、サゴシ、スズキ、エイ(放流)

日時 令和4年10月22日(土) 9時~12時

場所 太田川放水路右岸可部線鉄橋下付近

天候 晴天

参加者 10組24名(保護者11名、児童13名)、講師6名、職員1名 計31名

講師 太田、平田、村上、中木、三角、富樫(敬称略)

主催 広島市三篠公民館

協力 (公財)日本釣振興会広島県支部、広島県釣りインストラクター連絡機構

午前8時過ぎ、太田川放水路右岸駐車場に集合。曇天で風は穏やか、絶好の釣日和。今年こそ、ハゼが釣れるか?ここ数年坊主続き…。釣れない原因は、数百羽のカワウが原因ではないかと疑っているが、定かではない。


受付終了後、三篠公民館の新畑さんより開会の挨拶。続いて、富樫インストラクターによる安全講習。そして太田JOFI会長より釣り方の説明と諸注意があった。のべ竿の伸ばし方、収め方、リール竿の伸ばし方、ガイドの調整、リールの装着、持ち方はリールと竿を必ず一緒に持つようにすること、リール竿は必ずリールが上になるように構えること、後方の安全確認すること、投入ポイントを確認、指先で道糸を保持しベールを外す、竿尻を手前に引くことで竿を振るスピードも飛距離も上がる、道糸を保持した指を離すタイミングで飛距離が異なる、一番いいのは竿先が真上(12時)を過ぎて10時30分くらいになった時に指を離すなど、河原でインストラクターが付ききりで指導した後、本格的に餌を付けて川へ向け投入した。


徐々に引き潮になっているので、遠くへ投入しても釣れるとは限らない。むしろ護岸の捨岩近くにポイントが移動するので岸から約10m付近が狙い目。すると待望のハゼが釣れた。数年ぶりに見るハゼだ!続いて仕掛けが根掛かりするので、一本バリ仕掛で投入した仕掛にハゼが釣れた。ゴカイ餌の付け方は、下唇にハリを通し、三回くらい串刺しにして流線バリの軸が見えないくらいにしてゴカイの尻尾を残した。ゴカイの唇は硬く切れにくいことと、3回くらい串刺しにすることで、ゴカイの匂いをより多く漂わし、撒き餌効果を出し釣果につなげる。些細なことだが釣れる釣れないは、ちょっとした工夫とポイントを選ぶことの差、または時の運?続いて釣れたのは、手の平サイズのキビレチヌ。たくさんのチヌが群れで遡上するシーンが太田川で見られる。ほとんどがキビレチヌだが、チヌも上がってくる。旧広島市内の太田川は、汽水域でシジミ貝が獲れるから餌目的と虫下し?目的かな。


さて、11時30分に釣りを終了し片付けた後、周辺のゴミ拾い。ゴミがほとんど見当たらないのは、地域の方が散歩の途中ゴミを拾っている姿を見かけるからかもしれない。そのような姿を目にするとゴミを捨てる輩?は少なくなる。12時前に集合写真を撮って閉会。

このたび、リールハンドルが2本折れて使用不可になった。30年近い歴史のあるリールだから寿命なのだろう。同じようにリール竿も同年齢。釣り後の手入れが、重要の代物になっている。



キジハタ(アコウ)稚魚放流&船釣り教室に参加される方を募集します。

日程 令和4年10月28日(金) 6時~16時
集合 ボートパーク広島
06時00分 集合
06時30分 出船
07時00分 草津港で稚魚積込み
08時00分 宮島沖にて稚魚放流
09時00分 岩国沖にてライトジギング
16時00分 帰港

募集人員 ペア8組
参加会費 1組10,000円

【注意事項】
(1)主催者に故意または重過失があった場合を除き、イベント中の事故、傷害等安全管理については自己責任であることを十分認識して参加をお願いいたします。
(2)お子様については保護者の方が責任を持って監督して頂けますよう、お願いいたします。
(3)体調が悪い状態での参加はご遠慮ください。
(4)主催者等 がイベントを取材し、広報活動のために写真等を使用することがあります。
(5)参加の際には、保険証をご持参ください。
(6)ご提供頂きました個人情報は当イベントの運営目的に使用の他、当財団が開催する釣り教室・大会等のイベント案内提供に使用いたします。

2022-08-19

第2回理事会

日時 令和4年8月18日(木)19:00~20:45

場所 祇園公民館 第一会議室
      広島市安佐南区西原一丁目13番26号 ℡082-874-5181

出席者 太田、佐々木、富樫、中木、村上、倉本、三角、平田、田邊、久保田、以上10名

内容
(1)10月22日(土)ハゼ釣りに挑戦について
 主催:三篠公民館、太田川放水路右岸可部線鉄橋付近、9時~12時、親子10組

(2)10月28日(金)キジハタ稚魚放流/船釣り教室について
 主催:(公財)日釣振、瀬戸内海、6時~16時
 6時~ボートパーク広島、7時~草津漁港稚魚積込み、8時~宮島沖稚魚放流、
 9時~周防大島ライトジギング、16時帰港、JOFI広島4名、16名、参加費5千円

(3)令和5年度公認釣りインストラクター資格試験について
 主催:(一社)全日本釣り団体協議会、日程、会場ほか

(4)01月14日(土) 第3回理事会および懇親会について
 主催:JOFI広島、17時30分~、会費5,000円、候補店:えびす坐(八丁堀)

(5)ライフジャケットのボンベ交換について
 使用期限満了のためカセットボンベ交換



日時 令和4年7月24日(日)9時~12時

主催 公益財団法人 広島市文化財団 広島市佐東公民館

場所 佐東公民館・古川(せせらぎ公園)

参加者 4家族、保護者7名、小学生6名、講師6名、計19名

参加費 200円 冊子代(広島県の水生生物)

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構
   公益財団法人 日本釣振興会広島県支部

講師 環境省環境カウンセラー金本氏、西村氏
   JOFI広島 村上氏、中木氏、佐々木氏


日時 令和4年年7月1日(金) 11:00~12:00

場所 江田島市ヒューマンビーチ長瀬

放流稚魚 マコガレイ稚魚4,000匹

主催 公益財団法人 日本釣振興会 広島県支部 支部長 太田博文氏

協力 江田島市、中町小学校、鹿川小学校、近隣住民の方々、
   広島県釣りインストラクター連絡機構(JOFI広島)、
   下松市栽培漁業センター

参加者
(公財)日本釣振興会/太田氏、富樫氏、藤井氏、重村氏、佐久間氏、平口顧問、平口秘書
JOFI広島/平田氏、村上氏、三角氏、和田氏
下松市栽培漁業センター/糸原氏
中町小学校・鹿川小学校/生徒38名、先生3名
江田島市/土手氏、泊野氏、藤井氏、他1名
近隣住民/5家族、大人5名、幼児8名、合計73名


 
内容
7月初日というのに早朝から暑苦しく梅雨明けした広島の気温はすでに30度を超えていた。午前8時前に広島港三高港行フェリー乗り場に到着。
日本釣振興会広島県支部から太田支部長と富樫氏、JOFI広島から平田氏、村上氏、三角氏、日釣振中国地区支部から藤井地区支部長と重村氏、下松市栽培漁業センター糸原氏がフェリーに乗船した。約30分の航行は、広島湾の島々を眺めながらの打合せにちょうど良い時間。到着後、新しくなった三高港待合室の横を通り放流会場へ向かった。
今回の放流で6度目となる長瀬海岸は、海水浴場としての設備が整っており、着替えやトイレ、放流道具洗浄ができる水道施設も整備されている。また、沖には牡蠣筏がひしめき、底引き網漁ができない水域で、稚魚が成育する安全でエサもある素晴らしい環境を持った場所でもある。


10時30分に、中町小学校、鹿川小学校の生徒38名と引率の先生3名が到着、江田島市水産課職員さんが用意した3つのテントに集合した。富樫氏による安全教室を開始。まず、救命胴衣の装着では、必ず股の紐を付けること。そうしないと、落水した際、救命胴衣がすっぽ抜けるなどを説明、今回使用した救命具は二通り。大人用の膨張式救命具と一般の救命胴衣。5年生ともなると身長も高く体格も良い。今回も地区支部所有の大きな救命具を使用した。もうすぐ夏休みが始まるので、海水浴の離岸流で沖に流された際の対応、川遊びで流された際の対応など、命に係わる事故にならないよう講義した。はじめは、ざわざわした生徒の様子が、しばらくすると真剣に耳を傾けてくれる姿が見受けられた。

11時から水産課藤井氏の司会進行で、まず衆議院議員平口洋先生が、広島湾の環境問題と魚や牡蠣を絡めての談話があった。続いて土手副市長より、放流の成果が如実に出ており、釣り番組でも紹介されているなど明岳市長の挨拶文を代読。続いて下松市栽培漁業センター職員の糸原氏から今回のマコガレイの稚魚が卵から孵った時には、口も肛門もなくお腹についている栄養袋で育ち、ワムシを与えると口ができ肛門もできる。また最初は普通の魚のように泳ぎ、徐々に横向きになって目も移動するなど、説明していただいた。

続いて、砂浜において『稚魚放流』『水辺感謝の日』の横断幕で集合写真を撮影した。その間スタッフがバケツに稚魚を移し放流の準備をし、集まった子どもたちにバケツを手渡した。水辺に並んで一斉に放流。それを何度か繰り返した。


放流後、砂浜清掃に移った。前日、海上自衛隊の卒業記念で海岸清掃を行ったため、ほとんど大きなゴミもなく、流れついた竹が目についた程度だった。
閉会にあたり、太田広島県支部長が御礼の挨拶をしたのち、藤井中国地区支部長から挨拶をいただいた。
熱中症を心配する気温の中、事故もなく無事に日釣振の行事を終えたことをご報告いたします。

ハプニングとして…、
テント内で生徒が立ち上がった折に膨張式救命具の手動膨張の紐が靴に引っかかり、「ボン」という音と同時に大きく膨らみました。生徒も驚きの顔をしており「大丈夫だよ!心配しないで」と伝えました。私自身膨らむ際にボンベの空気で膨らむ音をはじめて聞きました。周りに心配した同級生が集まり、膨らんだ救命具を興味津々と眺めていました。直ちに新しいものと交換し着用してもらいました。

日時 令和4年6月25日(土) 午前9時~正午

場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場 太田川 河川敷左岸

主催 公益財団法人 広島市文化財団 佐東公民館

参加者 家族9組、大人11名、子ども12名、JOFI広島6名、合計29名

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構、公益財団法人 日本釣振興会広島県支部

講師 三角氏、村上氏、柳原氏、平田氏、富樫氏、中木氏


内容
柳瀬キャンプ場の河原では、釣り教室を開催する6日前にキャンプに来ていた家族の一員が、水難事故に遭われたことと、大雨の両面を心配しながら、教室を迎えることとなりました。。このたびの釣り教室は、事故が起きて時間が経過してないこともあり、開催日前日に佐東公民館と入念な準備と打合せを行いました。特に、危機管理意識の強化徹底を行うことにより開催するという佐東公民館執行部の許可をいただいた経緯がありました。


当日は、指導者1人二組体制を基本とし、参加者の監視ができる場所へ本部テントを設置し、実釣開始となりました。事前の撒き餌効果があったためか、全家族に釣果があり、参加者全員が喜んでいました。水温が徐々に上がり、餌の食いが上がったためだと思います。参加者全員に、楽しさの中に危険が潜んでいることを認識していただき、無事教室を終えることができました。釣り教室終了した途端、突然大雨が降りはじめ、主催者はホットしたところです。釣り指導者は全員、このたびの水難事故を教訓に、今後の事故再発防止の意識向上に繋がることを強く願い報告とします。

報告者:富樫氏

2022-06-20

鮎釣り教室


日時 令和4年6月19日(日) 午前8時30分〜16時

場所 錦川南桑及び錦川漁協会議室

指導者 太田氏、平田氏、三角氏、富樫氏、福原氏

主催 錦川漁業協同組合

協力 (公財)日本釣振興会山口県支部、JOFI広島、サンライン、マルト、シマノ

参加者 一般13名(9時~16時)、高校生16名(13時~16時)


内容
梅雨時期の中、天候やコロナ禍の開催が心配されたが、日頃の行いが良いのか晴天に恵まれ無事終了することができた。
今年の参加者は、例年より多く、主催者は指導者の確保に苦労された。一般募集の受講生は、午前実釣と午後講義を分けて行い、実釣ではクラス分けを行った後、マンツーマンよる指導で、鮎の習性や釣り方など大変な苦労はあったが、時間が経つにつれ、当初の目的を達成できた。


午後からは、組合に戻り太田支部長による鮎に関する講義や仕掛け教室を実施、参加者は熱心に講義を受けた。
午後からの高校生の指導は、錦川南桑において、実釣のみで初歩的な安全教育や釣り方などを指導する中で、鮎釣りのセンスの良い生徒、安全第一を無視して川へ立ち込む生徒もいたが、鮎釣りの楽しさや釣りの安全教育などの重要性を認識してくれたと思う。釣果は、午前、午後の部を通して、一人一匹とは届かず厳しい鮎釣りではあったが、事故やケガもなく楽しい鮎釣り教室となった。

日時 令和4年6月18日(土)午前8時30分~正午 晴れ
     
場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場太田川 河川敷左岸

参加者 大人10人、子供12人、スタッフ・講師5人、計27人

参加費 500円(1家族)、エサ代他

主催 公益財団法人 広島市文化財団 日浦公民館

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構、公益財団法人 日本釣振興会広島県支部

講師 三角氏、村上氏、平田氏、冨樫氏、中木氏


日時 令和4年5月21日(土)午前8時30分~正午 晴れ
     
場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場太田川 河川敷左岸

参加者 大人10人、子供12人、スタッフ・講師5人、計27人

主催 公益財団法人 広島市文化財団 亀山公民館

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構、公益財団法人 日本釣振興会広島県支部

講師 村上氏、平田氏、冨樫氏、中木氏