2024-07-08

マコガレイ稚魚放流in江田島


日  時 令和6年7月5日(金)午前10時50分~正午

放流場所 ヒューマンビーチ長瀬(江田島市能美町中町)

放流魚  マコガレイ3,000匹(平均全長52.33mm、平均体重1.67g)

参加者  江田島市立中町小学校5年生22名+教員3名
     江田島市立鹿川小学校5年生18名+教員1名
     江田島市/土手副市長、高橋産業部長、市役所職員6名
     下松市栽培漁業センター/旗手氏、岡本氏
     (公財)日釣振/平口洋顧問、秘書、
     太田広島県支部長、中木役員、富樫役員、青木役員、
     JOFI広島/平田氏、三角氏、三角氏長女、
     広島清流会/和田氏 合計64名


この日は、梅雨の中休みにしては猛烈の暑さで肌を焦がすようでした。午前8時に広島港三高行フェリー乗り場に集合。車両2台と役員6名が8時25分発三高港行フェリーに乗船した。9時5分着岸後、一路ヒューマンビーチ長瀬海水浴場へ。到着したらすでに江田島市職員の皆さんが子どもたち用にテントを二張り設営されていた。挨拶を交わした後、会場入口に日釣振とJOFIの幟旗を設置。生徒に配布する釣り教本『すきすきフィッシング』を小袋に入れる作業や、新たに日釣振本部から送られた救命胴衣40個をすぐに配布できるように外袋とタグを外す作業と、協力していただく江田島市職員さんたちに、日釣振のタオルを手渡した。江田島在住の和田JOFI広島元会員と、三角JOFI広島の長女さんが今年も参加協力してくれた。


協力してくれる2校の生徒と先生が到着後、顧問の平口先生が到着、その後に土手副市長、高橋産業部長が到着したことで、11時からの開始を早めることにした。太田広島県支部長の挨拶後、平口洋先生、土手副市長の挨拶をいただき、生徒へ海や川での危険回避のために、富樫役員による安全講習に移った。浮環と救命胴衣の説明、離岸流の説明等々の後、救命胴衣を装着。今回の救命胴衣には股ベルトが付いてない。安全講習や釣り教室に利用するのだから、股ベルトが付いている救命胴衣が是非必要と感じた。救命胴衣を着用後、海岸の砂地にマコガレイの入ったバケツの前に並び、受け取ったら波内際で一斉に放流。写真撮影は、学校側から生徒の顔を撮らないようにと依頼があったのでバケツを持った手元か、後姿の撮影になった。当然、稚魚放流の横断幕前での集合写真撮影は中止することにした。昨今のAIによる画像処理で、写真データが悪用されることを防止する理由からだ。難しい世の中になったとつくづく感じた。


さて、放流後、暑いので救命胴衣を脱いでもらい、海岸清掃に移った。その間、役員は救命胴衣を裏返しにして干す作業を行った。11時40分に集合してもらい、下松市栽培漁業センターの旗手さんによるマコガレイの生態説明に入った。学校の釣りクラブに入っている生徒には、とても良い授業になったと思われる。マコガレイが大きく育ち、この子どもたちが安全に釣りをして家族でも楽しんでもらうことを望み、今回の放流事業を終了した。

【報告者:太田博文】

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