カテゴリ「会報・記事・報告」の一覧

農林水産省は15日、国内で初となる細菌「エドワジエラ・イクタルリ」によるアユの感染死が山口、広島、東京の3都県で確認したと発表した。岩国市の錦川での被害が最も多く、昨年9、10の両月で1400匹が死んだとみられる。東南アジアから菌が入ってきた可能性が高いという。人体への影響はないが、漁業被害が懸念され、農水省は全国調査に乗り出した。

山口県によると、錦川下流で9月に入ってアユが死んでいるとの報告があり、9月28日に現地を調査。5カ所で計35匹の死骸(しがい)を見つけた。外見上は大きな変化はないが、肛門(こうもん)周辺が赤くなるなどの特徴があった。水産総合研究センター養殖研究所(三重県南勢町)で検査したところ、エドワジエラ・イクタルリによる感染死と判明した。

また、広島県北部の江の川でも昨年10月、変死したアユが持ち込まれ、県が広島大などに検査を依頼。腎臓から同じ細菌を検出した。

エドワジエラ・イクタルリは、アメリカナマズや東南アジアのナマズの腸敗血症の原因菌。人体への影響はないとされるものの、感染力が比較的強く、漁業に影響が出るため、農水省は都道府県から25日までの報告を求めている。

山口県は15日、県内の漁協や養殖業者らを緊急に集め、4、5月両月の稚アユの放流前に検査をする方針を伝えた。広島県も同日、県内水面漁協連合会に放流用種苗の保菌検査などを指導した。

※エドワジエラ・イクタルリ
ナマズの腸敗血症の原因菌で、北米やタイ、ベトナム、インドネシアなどで発生している。米国の養殖場ではワクチン接種などで対応している。20度以上の水温で発生しやすい半面、37度以上では増殖せず、人の健康への影響はないという。日本には存在しないとされてきたが、今回の調査で国内のアユも感染死すねことが判明した。

2008年2月16日中国新聞朝刊

アユの大量死アユの死骸発見現場

 三次市などの江の川流域で、ハエ(オイカワ)釣りがピークを迎えている。
防寒着に身を包んだ愛釣家たちは、微妙な当たりを楽しみながら、糸を垂らしていた。
カワウから逃れるためにハエが隠れているとみられ、全体的に釣果は振るわない。
しかし、同市塩町の美波羅川ではほぼ毎日、釣り人が体長10センチ前後のハエを狙う。
厳冬期のハエは寒バエといわれ、味が良い。
空揚げなどで食べるとおいしいという。

2008年2月1日中国新聞

 春の稚アユ放流に備え、三原市の本郷沼田川漁協(七川松美組合長)は、沼田川の水面上にテグスを張り、魚を捕食する野鳥カワウを遠ざける食害対策に乗り出す。
同市本郷町船木の営巣地に近い3カ所を選び、10日、川を管理する県尾三建設局と協議した。
同漁協の計画では、川面の上に両岸からテグスを張り渡し、カワウの着水を妨げる。
1カ所に10数本、約20メートル間隔でガードレール支柱などにくくり付ける。

2008年1月11日中国新聞朝刊

環境省中国四国地方環境事務所は8日、広島湾で海底ごみの調査をした。
瀬戸内海のごみ削減を目的にした実態調査の一環。
事務所の職員ら4人が広島市西区の草津港から漁船に乗り、広島湾の沿岸から約5キロ沖合までの5地点で調査。
底引き網で海底のごみをさらい、計約30キロ分を引き揚げた。
廃棄物・リサイクル対策課の飯野暁第1係長は「広島湾でも沿岸ほど生活ごみが多かった」と話している。

2007年12月9日 中国新聞 朝刊

ホンモロコを放流する箕島小の児童たち

芦田川下流域で大量発生するユスリカへの対策として国土交通省福山河川国道事務所は14日、水中の幼虫を食べる魚ホンモロコを放流した。

成虫を退治する電撃殺虫器、さなぎを標的にした曳航(えいこう)ネットと組み合わせた「トライアングル体制」で大幅減を目指す。

鳥取県智頭町の業者が養殖した約3万匹を約30万円で仕入れた。箕島小の児童ら約60人が、体長約5センチの魚をバケツから川へ入れた。

2007年11月15日 中国新聞

天皇陛下は11日開かれた「全国豊かな海づくり大会」の式典で、外来魚やカワウの異常繁殖などにより、琵琶湖の漁獲量が減っている現状を述べられた上で、「外来魚の中のブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したものであり、当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています」と心情を明かした。

 宮内庁や滋賀県によると、陛下は1960年に米国シカゴ市を訪れた際、市長からブルーギルの寄贈を受け、水産庁の研究所に渡した。県水産試験場は63年から64年にかけ、水産庁の研究所からブルーギルを分与されて飼育。72年まで研究対象にしていた。

 77年発行の季刊誌「淡水魚」では、ブルーギルが滋賀県の養殖池から逃げ出し、琵琶湖に見られるようになったとの話が紹介されている。当時、陛下から話を聞いた筆者は「殿下(当時)は残念に思われている御様子だった」と記しており、陛下は30年前から心配していたとみられる。

 県漁連のパンフレットによると、琵琶湖では1990年にブルーギルが急増し、93年に大繁殖。一方で、固有種ホンモロコの漁獲量は90年代後半から激減した。

 嘉田由紀子知事は11日の記者会見で、ブルーギルについて「(試験場では)二重の網をしていたので、逃げ出したとは考えられない。増えたのが平成に入ってからという時間のズレもある」などと、急増した原因は不明とした。

 その上で「当時は食糧難。タンパク質を増やす、いろんな知恵を生みだそうとしていた」とし、陛下の言葉については「科学者としての天皇陛下の真摯(しんし)な姿勢をお示しくださったものと、大変な感激を持っておうかがいしました」と話した。

2007年11月12日 中日新聞夕刊

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事業名  親子釣り大会
実施日時 平成19年10月21日(日)受付8:30?
実施場所 周南市馬島(大津島巡航船船着場)

参加者(親子80名、スタッフ9名)
 山口県磯釣連合会
 日本釣振興会中国地区支部
 山口県釣り団体協議会

活動内容
 7:40 徳山港発(フェリー新大津島)
 8:24 馬島着
受付(8:30?9:30)
受付終了後、馬島・大津島一帯で釣り開始、馬島港にて釣り指導
検量・集計(13:00?14:00)
 表彰(14:00?14:30)
 釣り場清掃(14:30?15:00)
 ゴミを35袋集める
 15:35 馬島発(フェリー新大津島、臨時便)
 16:06 徳山港着

 ・大物賞
1位トビエイ80cm 2位エソ23.5cm 3位ベラ23.2cm 
 4位ベラ23cm 5位アジ22.5cm
 ・重量賞
 1位2705g 2位2630g 3位2565g
 4位2080g 5位1935g

感想等
・広い釣り場だったので、釣りの方法は多様であった。
・魚種も豊富であった。(タコやイカも釣れた)
・危険魚種ではアイゴとハオコゼが多かった。

記録者 柳原好宏

広島市内の太田川でコノシロが大量死している問題で、国土交通省太田川河川事務所は1日、これまでに回収した死骸が2万2650匹になったと発表した。

今後も回収を続ける。太田川と天満川、本川、元安川の計10カ所で採水し、水質を調べた結果、「重金属類などの有害物質も環境基準を下回り、上水道などへの影響はない」という。

原因は、広島湾の低酸素状態による酸欠▽産卵後の疲労?との見方を強めている。

2007年10月2日中国新聞

KRY親子釣り大会表彰式

事業名   第3回KRY親子釣り大会
実施日時  平成19年9月22日(土) 6:30?12:00
実施場所 光フィッシングパーク(光市室積)
参加者 親子27組
 
KRY山口放送、釣具メーカー、 日本釣振興会山口県支部、JOFI山口

活動内容
[6:30? 集合、受付]
・番号札、ライフジャケット、ゴミ袋配布
[6:45? 開会式、ルール説明ほか]
・最初の申込みは約70組あり、抽選により本日の参加者27組が決定。
・3尾の総重量による審査の部
・最多釣果による審査の部
・大物賞(全長)親の部、子どもの部
[7:00? 釣りタイム]
・個別指導と安全確認を行った。
・サビキ釣りがほとんどでアジが釣れていた。
・アジは表層で掛かることが多く、サイズは大きくはなかった。そのため、子どもにとっては外すのが楽なようであった。
・アジ以外で釣れた魚種は、グレ、チヌ、ホゴ、タイ等。
・足場が格子状なので海面の様子は分かりやすいのだが、仕掛けを置くと引っかかりやすいようであった。
・釣っている様子をKRYのカメラが取材。
・ラジオの生中継で会場からのリポート取材も行われた。
・柳原もラジオの生中継でインタビューを受けた。(内容は釣れている魚と釣りのワンポイント)
・大会参加者以外に一般の釣り人もいたので、混雑している場所もあったが、トラブルは見られなかった。
[11:00? 検量、表彰式]
・検量後集計中の時間を利用して釣り教室開催。
 講師 末廣一(JOFI山口)
 内容 ルアーの紹介とルアー釣りについて
・参加者のルアー釣りの経験は、子どもは1名、大人は約三分の一。
・主催者のほうで、釣りタイムの様子から賞の追加が行われた。
・大会当日が誕生日という参加者が1名あり、その方にも記念の賞が授与された。
・表彰式後、解散。後片付けをして解散。

記録日時 平成19年9月23日
記録者  柳原好宏

このたび周防大島の海底清掃に参加することになりました。

1、活動内容 海底清掃

2、場 所 周防大島町沖家室地区白木漁港区域内

3、実施日  平成19年10月13日(土)雨天の場合は中止

4、清掃時間
   諸注意及び作業計画協議    10:30?
   海底清掃作業1回目ダイビング 11:00?11:30
   ダイバー休息            11:30?13:00
   海底清掃作業2回目ダイビング  13:30^14:00
   ゴミの分別及び後片付け     14:00?15:00

5、参加者数 30人内ダイバー15人

6、その他 監視船1隻を配し警戒にあたる。

発送元 (財)日本釣振興会 中国地区支部長 衆議院議員 平口洋  事務局 驛忠雄