カテゴリ「会報・記事・報告」の一覧

環境省中国四国地方環境事務所は8日、広島湾で海底ごみの調査をした。
瀬戸内海のごみ削減を目的にした実態調査の一環。
事務所の職員ら4人が広島市西区の草津港から漁船に乗り、広島湾の沿岸から約5キロ沖合までの5地点で調査。
底引き網で海底のごみをさらい、計約30キロ分を引き揚げた。
廃棄物・リサイクル対策課の飯野暁第1係長は「広島湾でも沿岸ほど生活ごみが多かった」と話している。

2007年12月9日 中国新聞 朝刊

ホンモロコを放流する箕島小の児童たち

芦田川下流域で大量発生するユスリカへの対策として国土交通省福山河川国道事務所は14日、水中の幼虫を食べる魚ホンモロコを放流した。

成虫を退治する電撃殺虫器、さなぎを標的にした曳航(えいこう)ネットと組み合わせた「トライアングル体制」で大幅減を目指す。

鳥取県智頭町の業者が養殖した約3万匹を約30万円で仕入れた。箕島小の児童ら約60人が、体長約5センチの魚をバケツから川へ入れた。

2007年11月15日 中国新聞

天皇陛下は11日開かれた「全国豊かな海づくり大会」の式典で、外来魚やカワウの異常繁殖などにより、琵琶湖の漁獲量が減っている現状を述べられた上で、「外来魚の中のブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したものであり、当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています」と心情を明かした。

 宮内庁や滋賀県によると、陛下は1960年に米国シカゴ市を訪れた際、市長からブルーギルの寄贈を受け、水産庁の研究所に渡した。県水産試験場は63年から64年にかけ、水産庁の研究所からブルーギルを分与されて飼育。72年まで研究対象にしていた。

 77年発行の季刊誌「淡水魚」では、ブルーギルが滋賀県の養殖池から逃げ出し、琵琶湖に見られるようになったとの話が紹介されている。当時、陛下から話を聞いた筆者は「殿下(当時)は残念に思われている御様子だった」と記しており、陛下は30年前から心配していたとみられる。

 県漁連のパンフレットによると、琵琶湖では1990年にブルーギルが急増し、93年に大繁殖。一方で、固有種ホンモロコの漁獲量は90年代後半から激減した。

 嘉田由紀子知事は11日の記者会見で、ブルーギルについて「(試験場では)二重の網をしていたので、逃げ出したとは考えられない。増えたのが平成に入ってからという時間のズレもある」などと、急増した原因は不明とした。

 その上で「当時は食糧難。タンパク質を増やす、いろんな知恵を生みだそうとしていた」とし、陛下の言葉については「科学者としての天皇陛下の真摯(しんし)な姿勢をお示しくださったものと、大変な感激を持っておうかがいしました」と話した。

2007年11月12日 中日新聞夕刊

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事業名  親子釣り大会
実施日時 平成19年10月21日(日)受付8:30?
実施場所 周南市馬島(大津島巡航船船着場)

参加者(親子80名、スタッフ9名)
 山口県磯釣連合会
 日本釣振興会中国地区支部
 山口県釣り団体協議会

活動内容
 7:40 徳山港発(フェリー新大津島)
 8:24 馬島着
受付(8:30?9:30)
受付終了後、馬島・大津島一帯で釣り開始、馬島港にて釣り指導
検量・集計(13:00?14:00)
 表彰(14:00?14:30)
 釣り場清掃(14:30?15:00)
 ゴミを35袋集める
 15:35 馬島発(フェリー新大津島、臨時便)
 16:06 徳山港着

 ・大物賞
1位トビエイ80cm 2位エソ23.5cm 3位ベラ23.2cm 
 4位ベラ23cm 5位アジ22.5cm
 ・重量賞
 1位2705g 2位2630g 3位2565g
 4位2080g 5位1935g

感想等
・広い釣り場だったので、釣りの方法は多様であった。
・魚種も豊富であった。(タコやイカも釣れた)
・危険魚種ではアイゴとハオコゼが多かった。

記録者 柳原好宏

広島市内の太田川でコノシロが大量死している問題で、国土交通省太田川河川事務所は1日、これまでに回収した死骸が2万2650匹になったと発表した。

今後も回収を続ける。太田川と天満川、本川、元安川の計10カ所で採水し、水質を調べた結果、「重金属類などの有害物質も環境基準を下回り、上水道などへの影響はない」という。

原因は、広島湾の低酸素状態による酸欠▽産卵後の疲労?との見方を強めている。

2007年10月2日中国新聞

KRY親子釣り大会表彰式

事業名   第3回KRY親子釣り大会
実施日時  平成19年9月22日(土) 6:30?12:00
実施場所 光フィッシングパーク(光市室積)
参加者 親子27組
 
KRY山口放送、釣具メーカー、 日本釣振興会山口県支部、JOFI山口

活動内容
[6:30? 集合、受付]
・番号札、ライフジャケット、ゴミ袋配布
[6:45? 開会式、ルール説明ほか]
・最初の申込みは約70組あり、抽選により本日の参加者27組が決定。
・3尾の総重量による審査の部
・最多釣果による審査の部
・大物賞(全長)親の部、子どもの部
[7:00? 釣りタイム]
・個別指導と安全確認を行った。
・サビキ釣りがほとんどでアジが釣れていた。
・アジは表層で掛かることが多く、サイズは大きくはなかった。そのため、子どもにとっては外すのが楽なようであった。
・アジ以外で釣れた魚種は、グレ、チヌ、ホゴ、タイ等。
・足場が格子状なので海面の様子は分かりやすいのだが、仕掛けを置くと引っかかりやすいようであった。
・釣っている様子をKRYのカメラが取材。
・ラジオの生中継で会場からのリポート取材も行われた。
・柳原もラジオの生中継でインタビューを受けた。(内容は釣れている魚と釣りのワンポイント)
・大会参加者以外に一般の釣り人もいたので、混雑している場所もあったが、トラブルは見られなかった。
[11:00? 検量、表彰式]
・検量後集計中の時間を利用して釣り教室開催。
 講師 末廣一(JOFI山口)
 内容 ルアーの紹介とルアー釣りについて
・参加者のルアー釣りの経験は、子どもは1名、大人は約三分の一。
・主催者のほうで、釣りタイムの様子から賞の追加が行われた。
・大会当日が誕生日という参加者が1名あり、その方にも記念の賞が授与された。
・表彰式後、解散。後片付けをして解散。

記録日時 平成19年9月23日
記録者  柳原好宏

このたび周防大島の海底清掃に参加することになりました。

1、活動内容 海底清掃

2、場 所 周防大島町沖家室地区白木漁港区域内

3、実施日  平成19年10月13日(土)雨天の場合は中止

4、清掃時間
   諸注意及び作業計画協議    10:30?
   海底清掃作業1回目ダイビング 11:00?11:30
   ダイバー休息            11:30?13:00
   海底清掃作業2回目ダイビング  13:30^14:00
   ゴミの分別及び後片付け     14:00?15:00

5、参加者数 30人内ダイバー15人

6、その他 監視船1隻を配し警戒にあたる。

発送元 (財)日本釣振興会 中国地区支部長 衆議院議員 平口洋  事務局 驛忠雄

総会の様子

山口県釣りインストラクター連絡機構臨時総会

日 時 平成19年9月2日(日)13:00?
場 所 防長青年館(山口市神田町1?80)
参加者 岡村、玉木、藤井、柳原、末廣

活動内容
[資料配付]
・山口県公認釣りインストラクター名簿
・山口県釣りインストラクター連絡機構規約
・山口県釣りインストラクター連絡機構運営規定
[協議]
・自己紹介
・規約、規定の説明
・今後の活動や進め方について。
・会費は年額3,000円で口座振り込み。
・担当分担
 岡村(会長)、玉木(事務局)、藤井(副会長)、柳原(理事)、末廣(理事)

記録者 柳原好宏 

中国地方一級河川の水質
中国地方整備局は21日、中国5県の一級河川13水系で2006年に実施した水質調査の結果をまとめた。
水の汚れの指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)の平均値は、太田川(広島県)など7河川で前年より改善し、2河川で悪化した。
最もきれいだったのは、高津川(島根県)、水質ワーストは34年連続で芦田川(広島県)となった。
13水系で昨年1月?12月、水質の環境基準を満たしているかなどを調べた。

2007年8月22日中国新聞朝刊

広島県釣りインストラクター連絡機構における近況

 昨年、JOFI広島は10周年を迎えて、この新しい時代に釣りの世界はどうあるべきか。目指す方向としては長い歴史のなかで、これまでの釣り人がいわば社会と切り離して享受してきた“釣り”という楽しみを、今後も続けていくためには社会に認められた存在でなければなりません。そのためには敢えて社会の一部としての義務を先行させる必要があるのではないでしょうか。

 そのため、発足以来継続している「水の事故防止講習会」(安全教室・普通救命講習会)や「釣り場クリーンキャンペーン」(渚の清掃活動)と各種「釣り教室」、「釣り講習会」などと、協力・共同できる団体と連携したボランティア活動(各団体行事)をしております。加えて、10周年記念行事として「平成18年度公認釣りインストラクター講習会及び資格試験」や「広島湾のハゼ・チヌの奇形魚調査」(広島湾の健康診断)と「海面釣り場調査」(全釣協・平成18年度)→「釣り場保全調査」(全釣協・平成19年度)をタイアップして実施しております。

 また、平成19年度総会では27名(平成17年度/3名、平成18年度/24名)の新しい釣りインストラクターの方を迎えてまた新たなスタートを切らせていただきました。それは、「釣りインストラクター」の原点に立ち返った活動と“釣りの地位向上”と、“質の高い釣り人!を目指して新入会員と共に活動を開始することを誓い合ったことです。そして、総会後の懇親会では相互に新年度の抱負などを語り合い、一般釣り人の先頭に立って、現在、未来の釣りはいかにあるべきかを考え、衆智を集めて的確な判断のもと、釣り文化の発展を図り、自然環境を守り後世に継ぐ努力を重ねていきたいと結んだのでした。

2007.8.10(JOFI広島・代表・岡田敏孝)