カテゴリ「会報・記事・報告」の一覧

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広島、島根両県を流れる江の川に天然アユを増やす方策を探るシンポジウムが11日、三次市内であり、約280人が参加した。島根県が主催し、流域4漁協の組合長や研究者たちが、県境を越えて問題意識を共有した。

パネル討論では、管内に毎年270万?280万匹を放流する江の川漁協(三次市)の辻駒健二組合長がその2?3割の漁獲しかない現状を憂い、原因究明と対策の必要性を強調した。

島根県水産技術センター(浜田市)の村山達朗科長は、下流でふ化し海へ下るアユが激減しているとのデータを踏まえ、天然遡上(そじょう)アユを増やすため、産卵期の禁漁区拡大や禁漁期間延長などによる親魚保護を訴えた。

【写真説明】パネル討論で意見を交わす漁協組合長やアユ研究者たち

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広島市西区の市水産振興センターは27日、太田川で4月に放流する稚アユの出荷を始めた。
2月上旬までに計70万匹を太田川漁業協同組合(安佐北区)に引き渡す。

昨年10月、親アユから採卵。体長5センチほどに育てた。この日は職員がセンターの大型水槽から約30万匹を網ですくって計量。搬送用トラックの水槽に移していった。

同組合は体長10センチ前後まで中間育成し4月上旬から順次放流する。

同センターは今シーズン、冷水病に強いタイプの品種を導入。初出荷は10日前後遅いという。

【写真説明】稚アユをすくって計量作業をするセンターの職員

2011年1月28日中国新聞

広島県北部の渓流に住む岩魚の仲間“ゴギ”。

中国山地を流れる一部の川にしかいない貴重な魚です。
環境省が絶滅危惧種に指定しています。

この貴重な“ゴギの産卵の様子とそれを見守り続ける人々の思いの取材です。
2010年11月7日に行われたゴギの観察会の様子がNHKのサイトにて公開されました。
貴重なゴギの産卵の瞬間を見ることができます。
どうぞご覧下さい。

「NHKエコチャンネル(ゴギを見守り続けて)」
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_ohayou_20101211_0820

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日時 平成22年11月7日(日) 6:30?13:00

場所 山口県山陽小野田市 焼野海岸(きららビーチ一帯)

[プログラム]
5:45 スタッフ現地集合、案内板、のぼり設置、本部テント設営
   
6:30? 受付(15組48名参加)、ゴミ袋配布
         受付後釣り開始
         釣り場監視・釣り指導

11:20? 検量
11:30? 釣り教室
   講師:柳原好宏(JOFI山口)
   内容:釣りのマナー(大型イラストを使用)
12:30 表彰式
13:00 終了

[主催]
  (財)日本釣振興会山口県支部
  山口県釣りインストラクター連絡機構(JOFI山口)

[協賛]
 (社)山口県レクリェーション協会
 山口県釣り団体協議会
 山口県磯釣連合会

[後援]
 山陽小野田市、宇部日報社、(株)FMきらら、宇部小野田釣り文化研究チーム、厚狹磯釣りクラブ、(株)サンライン、(株)シマノ、グローブライド(株)、(株)エムオン、(株)マルキュー

[感想等]
 平均匹数(チーム全員で釣った魚の匹数をチーム員数で割った数)
優勝43 準優勝17 3位8
 市長賞(1匹重量)1330g(チヌ)
 大物賞(1匹長寸)38.2cm

・昨年より2週間遅い実施だったので日の出が遅くスタッフ準備は車のライトを点灯して実施した。
・投げ釣りする組が少なかった。
・釣れていた魚種はサヨリが多かった。

報告者 柳原好宏

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日時 平成22年10月31(日)6:30?12:30

場所 山口県長門市仙崎人工島(弁天島)

活動内容
[プログラム]
5:45までにスタッフは現地集合、案内板、のぼり設置、本部テント設営

6:30?受付(21組参加)、ゴミ袋配布、受付後釣り開始、釣り場監視・釣り指導

10:50?検量
  
12:00?12:15 釣り教室
講師:仙崎海上保安部 戸島満也(警備救難課救難係長)
内容:ライフジャケットの着用について
   講師:柳原好宏(JOFI山口)
   内容:釣りのマナー(大型イラストを使用)
  
12:15 表彰式

12:30 終了、後始末をして解散。

[主催](財)日本釣振興会山口県支部、山口県釣りインストラクター連絡機構(JOFI山口)

[協賛](社)山口県レクリェーション協会、山口県釣り団体協議会、山口県磯釣連合会

[後援]長門市、山口県漁協長門統括支店、(株)サンライン、(株)シマノ、グローブライド(株)、(株)エムオン、(株)マルキュー

[感想等]
 平均匹数(チーム全員で釣った魚の匹数をチーム員数で割った数)
優勝147.5 準優勝138.0 3位92.5
 市長賞(1匹重量)27g
 大物賞(1匹長寸)15cm

・釣れた魚種は小アジがほとんどだったので数えるのがたいへん。
・雨が降り始めたため検量以降の時間を30分繰り上げた。
・雨の中での賞品・参加賞準備は置き場が少なく苦労した。
・雨のため集合写真を撮影できなかった。

報告者 柳原好宏

tn20101021003202.jpgtn20101021003201.jpg【写真説明】
川底の石を撤去する組合員たち

広島市安佐北区の太田川漁協が20日、アユの成育環境を改善するため、同区口田南から安佐南区東野にかけての太田川で産卵場を整備した。

組合員や日本釣振興会県支部のメンバー約60人が参加。全国でアユ再生の取り組みを支援する「たかはし河川生物調査事務所」の高橋勇夫代表(53)=高知県香南市=の指導を受けながら作業した。

幅15メートル、長さ約70メートルの範囲で、川底を重機でさらい大きな石や泥を撤去。参加者が手作業で石を取り除くなどして、川底が小石で覆われるよう整地した。アユは小石の間に潜り込むようにして産卵する。

産卵場整備は3年計画の1年目で、海に下るアユを増やし、天然遡上(そじょう)を促すのが狙い。2年目以降は、産卵状況などを調べながら進める。

整備に合わせて22日、親魚約6500匹を放流する。

2010年10月21日中国新聞朝刊

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日時 平成22年10月17日(日) 9:30?11:30

場所 周南市粭島漁港内

参加者(全38名 内、ダイバー8名、中学生14名、監視船2名)

主催
 (財)日本釣振興会山口県支部
 山口県釣り団体協議会
 山口県釣りインストラクター連絡機構

協賛
 マリーナ・シーホース(ダイビングショップ)
 周南市粭島連合自治会
 周南市立太華中学校生徒

後援
 周南市
 山口県漁業協同組合周南統括支店
 (社)山口県周南清港会(清掃船「太華」)

活動内容
  9:30?10:00 作業計画説明・確認
 10:00?11:00 海底清掃作業 
 11:00?11:30 ゴミの分別及び後片付け

感想等
 ・作業のお知らせをすると釣り人は全員移動してくれた
 ・清掃船「太華」が監視船を担当した
 ・ゴミの種類は予想していたものばかりだったが量は予想以上だった
 ・中学生がとても積極的に活動していた
 ・清掃船「太華」の船長が海面のゴミを収集する様子を見せてくれた
 ・ダイバーのゴミを引き上げるのにフック付きのロープを使用した
 ・引き上げた海底ゴミからタコが出てきた

報告者 柳原好宏

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日時 平成22年10月3日(日) 10:30?12:00

場所 周防大島町沖家室島本浦漁港と駐車場付近

参加者(全19名 内、ダイバー13名、監視船1名)
 日本釣振興会中国地区支部
 NPO法人 自然と釣りのネットワーク
 ダイビングクラブ シーライオン(周防大島町)
 山口県釣り団体協議会
 山口県釣りインストラクター連絡機構

活動内容
 10:30? 作業計画確認
 10:45? 陸上清掃作業 
 11:00? 海底清掃作業
 11:30?12:00 ゴミの分別及び後片付け

ゴミの量と種類等
 陸上のゴミ(地面に置いている写真のゴミ)
 ・缶とペットボトルが多かった。
 海中のゴミ(軽トラに乗せている写真のゴミ)
 ・釣り竿と釣具が多かった。

感想等
 ・今回、柳原は監視船担当だったので、陸上の様子はあまり把握しておりません。
 ・駐在さんにも参加していただいたので、釣り人も協力的でした。
 ・ダイバーの話では海底に大きなゴミがあるそうで、今回は引き上げられませんでした。来年はゴミをロープで縛り、陸上のみんなで引き上げる予定です。

報告者 柳原好宏

2010-08-31

魚霊祭

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日時 平成22年8月1日(日) 12:20?12:50

場所 熊野神社境内 魚霊碑周辺(山口県周南市権現町)

活動内容
・大祓詞
・祝詞
・玉串奉奠(宮司)
・玉串奉奠(会員)
・記念撮影

[主催]
 山口県磯釣連合会
[共催]
 熊野神社

[感想等]
・JR徳山駅のすぐ近くに魚霊碑があるのを初めて知りました。
・山口県磯釣連合会では魚霊祭を毎年、実施しているそうです。

報告者 柳原好宏

日時 平成22年8月1日(日)10:00?12:00

場所 山口県周南市 徳山海上保安部

参加者 20名

活動内容
 10:00 開会行事 山口県磯釣連合会会長あいさつ
 
研修(会議室)
 「ライフジャケットの正しい着用」
 ・着用の効果
   落水時の危険を防ぐ。
 ・種類
   浮力体タイプ(股紐を忘れずに通すこと)
   膨張式ショルダータイプ(一度使うとボンベの交換が必要)
   膨張式ウェストタイプ(上下裏表の確認が必要)
   膨張式ポーチタイプ(本体を腹側に着用)
 ・救助を待つ間の注意点
   膨張式で空気が足りない場合、口で補給。
   笛でまわりに知らせる。
 ・救助を待つ間の姿勢
   前屈みに体を丸める。(体温保持)
   体力を温存する。
 ・膨張式ライフジャケットの点検(はひふへほ)
   バックルが破損していないか。
   紐が外に出ているか。
   膨らむ本体が破損してないか。
   ベルトが破損してないか。
   膨張装置の各部品の点検
 ・補足説明(体温保持の重要性)
   水温33度以下から体温低下が始まる。
   たとえ夏であっても長時間、海面に浮かんでいると命の危険がある。

 実技(武道場)
 ・搬送法
   運ぶ人が樂なほど、運ばれる人に苦痛が少ない。
   (実演)
    一人で運ぶ場合。
    二人で運ぶ場合。
    ロープの活用法。
ボートフックとジャケットで担架を作る方法。
 ・心肺蘇生法
   胸骨圧迫とAEDの使用。

 ・まとめ 
   まわりにあるものをできるだけ利用すること。(普段からの練習)
   その時に自分がどう動けるか。
   自分ができることをいかにイメージできるか。

 閉会行事
  救難警備課長講評
   海難防止訓練と「しーちょる君」との関連について
 12:00終了 解散

[感想等]
・一人で搬送する場合は普段から練習していないと、運ぶ人、運ばれる人、双方に負担がかかることが実演を見てよく分かりました。(特に磯の場合は危険が伴う。)
・二人で搬送する場合、足の運びにも留意されていました。(前後の二人が左右逆の足を出す方が安定して運べる。)
・ロープ1本でも使い方によっては、一人でも楽に運べることが分かりました。
・身近な物で担架を作ることができると、運ばれる人はとても樂になります。
・昨年の救難警備課長講評がきっかけとなり、徳山海上保安部マスコットキャラクター「しーちょる君」が誕生し、幟ができていました。この幟は10月に周南市で実施される「親子釣り大会」でお借りして会場に掲揚されることになりました。

報告者 柳原好宏

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