広島市西区の市水産振興センターは27日、太田川で4月に放流する稚アユの出荷を始めた。
2月上旬までに計70万匹を太田川漁業協同組合(安佐北区)に引き渡す。
昨年10月、親アユから採卵。体長5センチほどに育てた。この日は職員がセンターの大型水槽から約30万匹を網ですくって計量。搬送用トラックの水槽に移していった。
同組合は体長10センチ前後まで中間育成し4月上旬から順次放流する。
同センターは今シーズン、冷水病に強いタイプの品種を導入。初出荷は10日前後遅いという。
【写真説明】稚アユをすくって計量作業をするセンターの職員
2011年1月28日中国新聞
投稿者: jofi/カテゴリ:会報・記事・報告