日 時 平成28年7月31日(日)8時30分~12時
場 所 広島市安佐南区緑井 佐東公民館,古川(せせらぎ公園)
参加者 子ども16名,大人12名,スタッフ6名,合計34名
参加費 無料
目 的 自然とふれあい,川の生き物を観察して環境問題を考える
主 催 (公財)広島市文化財団 佐東公民館
協 力 環境省環境カウンセラー・金本俊昭氏
広島県釣りインストラクター連絡機構 田辺博行氏,中木正巳氏
内 容
8時30分より受付開始,9時より黒岩氏の司会進行により水辺教室が始まった。講師,スタッフ,釣りインストラクターの紹介後,金本講師より学習のポイントを低学年と高学年とに分けて説明があった。
3班に班編成をしてせせらぎ公園の川に徒歩で移動,ライフジャケットを着用し,気温,水温,水深,川の流れの速さを計測した。生物を採取する場所を3つに分け時間を決めて,ローテーションする方法で川へ入った。子どもたちはそれぞれ網を片手に親と一緒に生物の採取に取り組んだ。採取した生物は班ごとにバケツに入れ,10時10分に川から上がり公民館に帰った。
着替えや水分補給を済ませ,川から採取した生物を班ごとにバットに移し替え,同じ種類の生物をシャーレに集めて観察した。子どもたちは,どのような生物がどれだけいるのか,熱心に観察していた。また,シャーレに仕分けした生物の中から自分の気に入った生物を観察して絵に描いた。講師から説明を受けながら水生生物記録用紙や水質階級による指標生物一覧表に記入していった。観察の結果,昨年と同じようにせせらぎ公園の川の水質階級は1~2の間で「ややきれいな水」と判断された。
今年は,コヤマトンボ,オニヤンマ,ミナミヌマエビ,タイワンシジミ,コカワツツトビケラなど,昨年よりも新しい生物の生息が10種類も確認できた。
また,川の水や水道水に薬品を入れたり,醤油で薄めたパックテストでの実験も行ったりした。子どもたちは,興味深く見聞きし,これからも地元の川を守り,きれいな水にすることを約束し正午に終了した。
報告者:中木正巳氏
投稿者: jofi/水辺教室
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