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日程 令和元年7月5日(金) くもり

場所 江田島市 長瀬海水浴場

主催 公益財団法人日本釣振興会広島県支部

協力
江田島市、江田島市立中町小学校、
公益財団法人日本釣振興会中国地区支部顧問:平口洋氏、理事:重村寛治氏、
JOFI広島(太田氏、佐々木氏、村上氏、平田氏、中木氏、三角氏、富樫氏)

ちょうど一年前の7月6日(金)は中国地方を襲った豪雨災害が起きた日だった。この日は大雨警報が発令されており江田島市立中町小学校は休校中。役員全員で4,000匹のマコガレイの稚魚を放流した。今年は曇り空で計画通りに進行ができると思っていたところ、顧問でもある衆議院議員・平口先生から10時15分には他に行かなくてはならないスケジュールになったと連絡が入った…(中々スムーズに進めませんね)。


7時30分、広島港発三高港行のフェリーに乗船したのは役員の車3台と下松市栽培漁業センターの稚魚運搬車の4台、40分後三高港に到着(この港はメバル釣りによく来ていたので懐かしい)。放流場所となる長瀬海水浴場は、広い砂浜と少し先には何台ものカキ筏があり、エサが豊富で底引き網漁ができない稚魚の成育場所としては最適な環境。昨秋のテレビの釣り番組ではマコガレイの釣り場として紹介されるようになった場所でもある。


8時30分、長瀬海水浴場到着、役員が手分けし幟旗を設置し、放流を手伝ってくれる江田島市立中町小学校5年生19名用に、釣りの教本や手ぬぐい、ゴミ袋を入れた袋を用意した。準備が終わった頃、江田島市の職員さんが到着。テント、放送器具、バケツ、掃除用具等を持ち込んでもらった。放流場所となる海辺のゴミ拾いもして放流環境の整備にあたってもらった。泊野課長との打ち合わせで平口顧問は15分しか居れないことを考慮し、はじめに挨拶、次に集合写真、そして稚魚放流という段取りで進めることとした。


9時45分、平口先生到着、ところが副市長がまだ到着していない。早めの展開が必要となり、急遽、児童と先生に救命胴衣の着用方法と安全講習を行った。
9時55分、開会の挨拶後、平口顧問から挨拶をしていただき、集合写真、稚魚放流と段取りよくスムーズに進行した。土手副市長の挨拶後、栽培魚漁センター糸原氏よりマコガレイの話、真横では手作りのマコガレイ大小4種類の紙の模型を富樫氏が説明に合わせて提示してくれた。糸原氏の説明によると「夏場は水温が上昇するため徐々に深場に移動し10月頃になると段々と浅場に上がってくるのでその頃から近場で釣れるようになると思う。4年後には30cm位に成長するので、それまで小さいマコガレイはリリースしてほしい」と説明があった。残った稚魚を放流して海岸清掃を行った。砂浜にはプラスチックゴミ(カキ筏で使うパイプ)が多くあった。


近隣から小さい子どもを連れたお母さんたちも放流に協力していただいた。この子たちが大きくなる頃には、江田島湾中がマコガレイで一杯になっていると良いですね。
最後に、呉であった参院選の出陣式から帰られた江田島市長も到着、ご挨拶をいただき無事終了した。

報告者:太田博文氏

日程:令和元年6月16日(日)

場所:錦川漁協会議室、錦川

主催:錦川漁業協同組合

協力:JOFI広島、サンライン、マルト

参加者数:生徒9名、講師役員5名

JOFI広島講師:太田氏、平田氏、三角氏、富樫氏


山口県錦川漁協主催で毎年開催される鮎釣り教室に講師として参加。はじめに副組合長より挨拶があり、講師のJOFI広島の紹介後、釣り教室が開講された。


座学講習1時限目は安全講習。JOFI広島の富樫氏より、水中の石が滑りやすいことで発生する事故防止、帽子に装着する老眼鏡のレンズによる燃焼事故例などの解説があった。2時限目は鮎の話。JOFI広島の太田氏より、珪藻・藍藻の違いと縄張り意識の目覚めの関係について解説があった。約90分間、熱心に講義を受けていただいた。3時限目は仕掛教室。講師が手分けして各テーブルに付き、天上糸、水中糸、ハナカン仕掛、ハリ仕掛等を指導。高齢の副組合長も熱心にプールジック結びに挑戦し、サカサバリまで結べるようになった。


午前中の講義が終わり、午後から実釣に入った。講師一人に生徒二人を担当し釣り荒れした南桑地区で竿を出した。まったくはじめての方でないので、オトリ鮎の出し方、竿角度等を指導。約3時間の釣果は2匹と少ない結果に終わったが、基本の動作を学んだ成果は何れ大きく表れてくると思われる。

報告者:太田博文氏


日程:令和元年6月9日(日)8:00~17:00

場所:宇佐川(玖北漁協管内)

主催:(公財)日本釣振興会山口県支部

協力:山口銀鱗会、玖北漁協、JOFI広島、サンライン、マルト

参加者数:生徒16名、講師役員20名

JOFI広島講師:太田氏、平田氏、三角氏、富樫氏


山口県錦川上流の玖北漁協管内で毎年開催されている鮎釣り教室に講師として参加。最初に日釣振山口県支部長の挨拶、続いて玖北漁協組合長、講師の銀鱗会の紹介、JOFI広島の紹介の後、釣り教室が開講された。


座学講習1時限目は安全講習。JOFI広島の富樫氏より,水中の石が滑りやすいことで発生する事故防止、帽子に装着する老眼鏡レンズによる燃焼事故例などの解説があった。2時限目は鮎の話。JOFI広島の太田氏より,鮎がどの様にして大きく育つか珪藻・藍藻の違いと縄張り意識の目覚めとの関係の解説があった。3時限目は仕掛教室。講師が手分けして各テーブルに付き、天上糸、水中糸、ハナカン仕掛、ハリ仕掛等を指導。今回参加された生徒の中には、滋賀県から新幹線、レンタカーを使って参加された方もいた。全国の教室で、鮎の仕掛の指導がある教室はほとんどなく、本格的に指導してもらえるので参加された様子。


午前中の座学後、午後から実釣に入った。ほぼマンツーマンの指導で、多い方は10匹近く掛けていた。解禁一週間後の釣り荒れの中、中々上達が早いと感じられた。実釣だけだと鮎の縄張り意識とか、鮎の居る場所とかの基本知識が認識できない。実際のフィールドに出た際、午前中の講義が大変役立っていると思える。16時納竿、教室を開校した林業センターの駐車場に、生徒と講師たちが和やかな顔をして集結した。


釣りの基本をしっかりと学べば、実釣での成果が出てくる。実釣の指導も長年されている方ばかりなので、指導のコツは掴んでいる。ただ、講師に対する対価にボランティア精神を持ち込まれると開催が難しくなると危惧する。日釣振の役員がボランティアで活動することになんら問題はない、しかし期間が限られている鮎釣りでは、釣りができる時は竿を出したい。依頼して来てもらっているのだから謝礼するのが礼儀だと思うが、公益財団法人として稚魚放流、釣り場清掃、釣り教室等全国で開催しているため、予算がないと言われれば仕方ない!それでもどんどん釣人が増え、釣りが盛んになることを期待する。

報告者:太田博文氏

日時:令和元年7月15日(月・祝) 7時~10時

場所:安佐北区柳瀬キャンプ場前太田川河原

講師:佐々木氏、太田氏、村上氏、平田氏、三角氏、富樫氏、中木氏(主催者責任者)

参加者:3年生以上の小学生20名と保護者


前日まで小雨が降り続き開催が危ぶまれていた。早朝5時過ぎに目覚めたときは青空が見えていた。現地に到着後、日釣振のテントを積み込んでいて良かったと思えるような天候であった。7時過ぎになるとメンバー全員が揃い、テント設営後、幟、竿立、餌ケースに白サエ(ハエの子:釣用のうじ虫)入れなど釣教室の準備を完了した。7時30分、祭り本部テント前での発会式に行ってもらい、留守番役となる。


ハヤ釣り教室参加の生徒には、亀山南小学校所有の救命胴衣(日釣振寄贈品)を本部前で装着指導。釣り教室会場に引率している間、地域の世話人である川崎氏が挨拶に来られた。鮎祭りを継続して開催されていることの労いとその後の苦労話をした。


生徒たちと記念撮影を行ったあと、富樫氏の釣り講習で、竿の伸ばし方、付けエサの付け方の指導後、仕掛けの付いたハヤ竿を手渡す。事前に撒餌を10か所程度撒いていた結果は…。小魚で撒餌団子が見えなくなるくらいたくさん集まっていた。講師全員で餌の付け方、竿についた仕掛けを振り込む操作法を指導。ウキの位置を水深に合わせた頃から釣れ始めた。思いっきり竿を合わせ、後ろにひっくり返るくらいよろけた生徒もいた。合わせの方法も指導した結果、きき合わせができるようになった子もいた。ただ、丸ウキのサイズが大き過ぎて感度が鈍感で、当たりを認識できていないようだった。餌を突いていると言っても見えない・判らないと聞き、偏光眼鏡を貸すと・・今までと異なった世界を見ているようだった。

9時30分頃、鮎の摑み取り担当役員の山口氏から、無線で最後のアユを放ったので生徒たちに来るようという指示があり納竿した。仕掛を巻く方法も指導し、事故もなくまた竿の損傷もなく、ハヤ釣り教室を無事終えることができた。


このたびの児童参加者116名のうち半数が中国新聞の記事を見て申し込みをしたと聞いた。広く広報したことにより、このようなイベントに多数の方が興味を抱き参加され、また主行事である鮎の摑み取りのあと、金串に刺し、汗をかいて炭火で焼き、そして日陰に入り家族が一緒に鮎を食し団らんする姿は、とても微笑ましく何度見ても良いものだ。

報告者:太田博文氏


日時 令和元年6月29日(土)午前8時~正午

場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場 太田川河川敷左岸

参加者 親子7家族,子ども12人,大人8人,スタッフ2人,講師7人,計29人

参加費 200円(エサ代),釣り道具貸与

講師 村上正雄氏、田邊博行氏、平田洋司氏、富樫雅司氏、三角政志、中澤順一氏、佐々木晃二郎氏、計7名

主催 公益財団法人 広島市文化財団 佐東公民館

協力 公益財団法人 日本釣振興会広島県支部、広島県釣りインストラクター連絡機構



       
内容
6月28日(金)夕方4時に佐東公民館の弘中主事、村上氏と佐々木氏の3人で現地を視察する。数日前からの雨で太田川も増水しているだろうと行ってみたら、僅かの増水で釣りには好条件の状態だった。明日は雨も降らないようだし決行することにし、村上氏と急いで戻り、マキエの準備をしたり、スタッフの飲み物などを買いに行ったりした。
6月29日(土)当日、スタッフは午前7時ごろには集まり、幟を立てたり、道具類を手分けしたりして釣り場へ運ぶ。公民館の樋口館長と弘中主事も来られ、本部席の設営と受付の準備をされていた。


午前8時より受付が始まり、参加者の親子連れが徐々に来られ、受付を済ませた子どもたちは、ライフジャケットを講師の指導で着用、ハヤ釣りが始まるのが待ち遠しいのかハシャギ回っていた。
7家族がそろい午前9時より開会式が始まる。樋口館長の挨拶で始まり、弘中主事の司会進行で講師の紹介、注意事項などの後、冨樫講師による本日のハヤ釣りに関する話があった。釣り道具の扱い方、本日の対象魚オイカワとカワムツの写真を見せ、ポイントへの投げ方、エサ(白サシ)の付け方等の説明があった。子どもたちは早く釣りをしたい様子なので話の続きは、釣り場に行ってからにして、7家族を3班に編成し、A班を先頭に大きな石の横たわる河原を用心しながら釣り場へ移動した。


一家族に1~2本ずつ竿を渡し、講師の指導でエサをつけ、準備のできた人からいよいよ実釣に入る。今日もマキエの効果は抜群で色鯉や小魚が寄っていた。竿を出すと直ぐ、オイカワやカワムツが面白いように釣れ出した。納竿の11時30分まで親子で楽しい釣りに皆んな熱中し、全員がゲットする事ができたのも、講師の熱心な指導によるものと思いました。今回は釣れた魚を食べてみると言われ、何家族もの方が持ち帰られたようです。美味しかったかどうか是非感想を聞いて見たいものですね。


午前11時30分に納竿とし、各自道具を片付け、事前に渡しておいたゴミ袋を持って、釣り場周辺のゴミを拾いながら本部へ戻った。子どもたちはアンケートを書き、講師の講評、館長さんの閉会の言葉の後、集合記念写真を撮り現地解散となった。
心配していた雨も降らず、楽しい釣り教室が無事に終了したことを報告するとともに、暑い中、熱心に指導して頂いた講師の方に厚くお礼を申し上げます。

報告者:佐々木晃二郎氏

日時 令和元年6月22日(土)8時30分~正午

場所 広島市安佐北区可部町今井田 柳瀬キャンプ場太田川左岸

参加者 6家族,大人6名,子ども9名,スタッフ2名,講師5名

参加費 一家族200円(エサ代)

講師 村上正雄氏,平田洋司氏,冨樫雅司氏,三角政志氏,佐々木晃二郎氏

主催 公益財団法人 広島市文化財団 日浦公民館

協力 公益財団法人日本釣振興会広島県支部,広島県釣りインストラクター連絡機構



       
内容
梅雨入りが遅れていた中国地方もようやく梅雨に入り、蒸し暑い中6月17日(月)日浦公民館新谷館長、向井主事、佐東公民館・樋口館長、弘中主事4人にご参加いただき、JOFI広島より中木氏、平田氏、村上氏、三角氏、佐々木氏の9名で午前9時より釣り場の清掃と草刈りを行なった。平田氏と中木氏が電動草刈り機を使用し、素早く刈り取っていただいたので、お陰で早く終了することができた。公民館のスタッフの方にもハヤ釣りを知ってもらうため、竿を出し、仕掛け等の説明をして試し釣りをした。短時間だったが、オイカワがたくさん釣れ当日を楽しみに、現地解散をした。

当日6月22日(土)は天候にも恵まれ、絶好の釣り日和となった。午前7時にはスタッフも集合し、幟を立て釣り場へ道具を運び、マキエを撒いて準備をした。 公民館の向井主事と柳氏も到着され、本部席を設営をし受付けを開始した。当日一家族の欠席があったが、6家族が揃ったところで、子どもたちに富樫講師の指導でライフジャケットを着用させ、向井主事の司会進行でハヤ釣り教室を開始した。


向井主事の挨拶、スタッフや講師の紹介と色々な注意事項のあとに富樫講師から本日のハヤ釣りに関する説明と注意事項があった。6家族を3班に分け、A班を村上氏、B班を平田氏、C班を富樫氏と三角氏担当、A班から順次釣り場へと移動する。
釣り場でも竿や仕掛けの扱い方、エサの付け方、ポイントへの投げ方等いろいろと講師から教わり、用意のできた人から実釣に入る。事前にマキエをしていたので小魚や色とりどりの鯉が集まっていた。早速あちこちでオイカワやカワムツが釣れ出し歓声が上がり親子で写真を撮る姿もあり、賑やかな釣り場となった。なかでもウグイを釣ったり、鯉にハリスを切られたり大騒ぎをしていた。10匹以上釣った人もいて、全員がハヤをゲットすることができた。楽しい釣りの時間も納竿の時となり、11時30分に竿や仕掛けを片付け、釣り場周辺のゴミを拾い本部へ集合した。


子どもたちにアンケートを書いてもらい閉会式に入った。向井主事の閉会の挨拶、佐々木講師の講評、全員で集めたゴミを前に記念写真を撮り現地解散とした。
幸い天候もよく、ハヤもたくさん釣れて、無事楽しい教室を終了することができましたこと、皆さんのご協力に厚くお礼を申し上げます。

報告者:佐々木晃二郎氏


日時 平成31年4月13日(土)16時30分~0時30分

場所 愛媛県忽那諸島周辺

遊漁船 「希号」船長・増田博文氏

費用 10,000円/人 定員8名

参加者 平田洋司氏、富樫雅司氏、村上正雄氏、佐々木晃二郎氏、他4名 計8名


内容
当初3月30日(土)にJOFI広島実釣研修会を予定していたが悪天候のため延期となった。船の予約調整に時間を要したが、潮他、実釣にふさわしい日が4月13日(土)が最適だと判断し、小潮に期待をして予約を入れた。8人のメンバーを確保するために、JOFI広島の会員を中心に呼びかけたが調整がつかず、結局4名の会員と知人等で8名を確保し、メバルの半夜釣りを実施した。

当日17時出船予定を船長の都合で16時に変更し、大漁を期待して廿日市港より出港した。目的地は怒和島周辺及び情島方面であることに、大きな期待をしながら胸を膨らませた。最初の釣り場は怒和島周辺で船長のスタートの合図で、一斉に竿を出した。
漁礁狙いで「底から3mまでに反応あり」との船頭のアドバイスで、各自思い思いの釣り方により、ポツリポツリと全員安打となった。やはり漁礁周辺のポイントは、根がかりを覚悟すべきだが良型が多いのが魅力である。流し釣りでは、同じポイントを何回も流すのは限界があるようで、島の南側に移動し数釣りを楽しんだ。その後、点々とポイントを移動して、最後に周防大島東側のポイントで堪能し納竿の時間となった。
約1時間の帰路となり、廿日市港に0時30分に到着、全員で記念写真を撮り、またの釣行を約束し現地解散した。


当日の反省として、メバル釣りは手返しをいかに早くするか、また追い食いをさせたり、その日のメバルが食うサビキの選定、誘い方等が数釣りに大きな釣果の差が出ると思われる。そして、安全な船釣りの基本として、全員がライフジャケットを着用し、年齢や体力に応じて釣り場の立ち位置を的確に判断していた。トラブルもなく安全で充実した楽しい実釣研修であった。

報告者:富樫雅司氏


【座学】
日時 平成30年10月20日(土)9時~12時

場所 三篠公民館研修室


【実釣】
日時 平成30年10月27日(土)9時~12時

場所 広島市西区三滝町 太田川放水路右岸三滝橋下付近

参加者 子ども4名,大人4名,スタッフ2名,講師7名,計17名

参加費 一家族1,000円(エサ,仕掛け代)

主催 公益財団法人広島市文化財団 三篠公民館

協賛 広島県釣りインストラクター連絡機構,(公財)日本釣振興会広島県支部

講師 太田博文氏,平田洋司氏,村上正雄氏,中木正巳氏,三角政司氏,富樫雅司氏,佐々木晃二郎氏


内容
10月20日(土)三篠公民館において、親子3家族7名を対象に一週間後にハゼ釣りをするための座学を開催した。教本「好き好きフイッシング」を参考に、太田氏と冨樫氏両講師による投げ釣り(ハゼ釣り)に関するノウハウを3時間たっぷりと勉強をした。

10月27日(土)快晴に恵まれ、スタッフは午前8時集合、可部線鉄橋下に本部を設置。受付開始後、全員が揃ったところで釣り教室を開始。はじめに高橋主事より開会挨拶、スタッフ紹介があった。太田氏・富樫氏両講師による座学の復習を行い、各家族が釣り座を構え、講師を2名ずつ付けて実釣に入る。秘伝のマキエを撒き、それぞれ仕掛けを投入。講師たちは、熱心に指導をするが、一週間前の祇園公民館主催のハゼ釣り教室でもハゼの姿は見られなかったように、このたびもハゼの姿を見ることができなかった。しかし、子どもたちは、辛抱強く釣りを楽しみ、投げ方も上達したので、釣りの難しさと楽しさを味わった様子だった。
12時納竿、全員で集合写真を撮り、釣り場付近のゴミ拾いを行った。最後に中木講師から講評があり、高橋主事の閉会挨拶により現地解散した。


われわれ講師陣は、三滝集会所で昼食をとりつつ反省会をした。まったくハゼが釣れないため、釣り場や対象魚の変更も考慮してはどうかなどの意見があった。また参加者が少なかったのは同地区で他行事と重なったことが一因であるため開催日を一考すべきとの意見もあった。


今年度最後の行事を終えて、ケガもなく無事に終了することができましたこと、これも偏に皆さまのご協力のお陰です。誠にありがとうございました。

報告者:佐々木晃二郎氏


「座学」
日時 平成30年10月6日(土)10時~12時

場所 祇園公民館会議室


「実釣」
日時 平成30年10月14日(日)9時~12時

場所 広島市西区三滝町 太田川放水路右岸三滝橋下付近

参加者 子ども6名,大人7名,スタッフ2名,講師8名,計23名

参加費 一家族1,000円(エサ,仕掛代)

主催 公益財団法人広島市文化財団 祇園公民館

協賛 広島県釣りインストラクター連絡機構,公益財団法人日本釣振興会広島県支部

講師 太田博文氏、中木正巳氏、冨樫雅司氏、村上正雄氏、平田洋司氏、三角政志氏、倉本哲也氏、山下晃氏、佐々木晃二郎氏


内容
10月6日(土)親子連れの4家族が、祇園公民館会議室に集まり、10月14日(日)に実施するハゼ釣り教室に備えて、事前の釣り勉強会を教本(好き好きフイッシング)に基づいて行った。富樫講師による安全で楽しい釣りをするためのライフジャケット着用の必要性や,実際に救命具の着用方法などを指導した。次に太田講師による釣り道具の種類や扱い方や,危険な魚の種類等の説明があり、実際に針の結び方とサルカンの結び方等の指導をおこなった。

昨年は雨のため中止となったが、今年の実釣当日は天候に恵まれ、秋晴れの絶好の釣り日和となった。スタッフは8時に現地集合、会場準備をする。8時45分より受付を開始、一家族増えた5家族が揃ったところで開始する。大津主事の挨拶、講師の紹介があり、太田講師による座学の復習と実釣に関する大切な注意事項があった。実釣に入る前に全員で集合写真を撮影、釣り場付近のゴミ拾いを行った。平素より近隣の方々による清掃活動のおかげでゴミはとても少なかった。


5家族がそれぞれ釣り座を構え、講師1~2名付き、マキエを撒いて準備のできた人から竿を出し実釣に入った。今年はハゼが少なく型も小さいとの情報があったため、マキエを撒き、講師も熱心に指導したが、釣れるのはクロダイ(カイズ)の稚魚ばかりで、ハゼの姿は残念ながら見ることができなかった。しかし、子どもたちは、講師の熱心な指導により、竿の投げ方も上達し指導の効果を見ることができた。潮は中潮、12時45分満潮で、条件も良く期待していたが、これほど釣れない経験ははじめてであった。

12時に納竿、中木講師による講評後、現地解散とした。講師たちは三滝集会所に集まり昼食をとり反省会をした。これほどハゼがいないのは「カワウ」のせいだろうと結論付けるしかなかった。
                           
報告者:佐々木晃二郎氏

日程 平成30年10月9日(火) 

場所 宮島と江の島の間  

釣場 周防大島周辺

参加者 太田博文氏、佐々木晃二郎氏、富樫雅司氏、平田洋司氏、村上正雄氏、中木正巳氏、小田正二氏,かめや釣具㈱岡田船長、広島JB森原健太 以上9名

台風の影響で一週間延期したが、絶好の放流&釣り日和となった。早朝6時、吉島ボートパークへ向かった。当初の目的地は、これまでキジハタを放流していた白石灯台付近へ成育状況の調査を兼ねた試し釣りの予定だったが、北風の影響で帰り道に行うことに変更した。フィールドは天候により直前変更が当たり前で、安全第一とし危険回避が自分の身を守る。


さて、江の島と宮島の間で、アコウ稚魚3,000匹を放流。この場所は水深70mと深く海底には岩がぎっしりとある。そのため、底網も入らないということで決めた。信号灯がある小さな筏に乗り、放流の瞬間写真を撮影したが、竹で組んだ筏はとても不安定だった。アコウ3000匹は、数度に分けてバケツ放流。日々成長を観測できないのが残念だが、数パーセントでも残り親魚になってくれれば、これからの釣りの繁栄に繋がる。


放流後、周防大島沖神室島へ向け航行。到着後、ハゲ(ウマヅラハギ)を寄せるため、まずカゴ釣りのアジ釣りを開始、良型のアジが釣れ始めたころにようやくハゲが掛かった。その後、ハゲ釣専用の仕掛とエサに換え挑戦。ハゲはエサ取り名人の異名を持つぐらい、ハゲ釣りはとても難しい。
タナ(深度)をとってから少し上下の竿を動かし急に止める。エサを食い辛くして苛立たせ、瞬間止めることで喰わせる。その時、竿先にもほとんどアタリがでないが、竿を持つ手にコッンという微細なアタリがある?素早く大きく合わせる。カラ合わせになっても構わないつもりで合わせないと掛からない。また魚信に集中していないと当りが穂先に出ないので判らない。コツを掴むと面白いように掛かるのだが・・・・・


その後、昨年までアコウを放流していた白石灯台まで帰り、アコウ釣り。他魚は、掛かるがアコウは掛からない。エサ(生餌でない)が悪かったという理由もあるが残念な結果となった。17時吉島ボートパークに戻り記念写真を撮って解散した。

報告者:太田博文氏