2019-07-16

2019亀山南学区柳瀬鮎祭りでハヤ釣り教室を開催

日時:令和元年7月15日(月・祝) 7時~10時

場所:安佐北区柳瀬キャンプ場前太田川河原

講師:佐々木氏、太田氏、村上氏、平田氏、三角氏、富樫氏、中木氏(主催者責任者)

参加者:3年生以上の小学生20名と保護者


前日まで小雨が降り続き開催が危ぶまれていた。早朝5時過ぎに目覚めたときは青空が見えていた。現地に到着後、日釣振のテントを積み込んでいて良かったと思えるような天候であった。7時過ぎになるとメンバー全員が揃い、テント設営後、幟、竿立、餌ケースに白サエ(ハエの子:釣用のうじ虫)入れなど釣教室の準備を完了した。7時30分、祭り本部テント前での発会式に行ってもらい、留守番役となる。


ハヤ釣り教室参加の生徒には、亀山南小学校所有の救命胴衣(日釣振寄贈品)を本部前で装着指導。釣り教室会場に引率している間、地域の世話人である川崎氏が挨拶に来られた。鮎祭りを継続して開催されていることの労いとその後の苦労話をした。


生徒たちと記念撮影を行ったあと、富樫氏の釣り講習で、竿の伸ばし方、付けエサの付け方の指導後、仕掛けの付いたハヤ竿を手渡す。事前に撒餌を10か所程度撒いていた結果は…。小魚で撒餌団子が見えなくなるくらいたくさん集まっていた。講師全員で餌の付け方、竿についた仕掛けを振り込む操作法を指導。ウキの位置を水深に合わせた頃から釣れ始めた。思いっきり竿を合わせ、後ろにひっくり返るくらいよろけた生徒もいた。合わせの方法も指導した結果、きき合わせができるようになった子もいた。ただ、丸ウキのサイズが大き過ぎて感度が鈍感で、当たりを認識できていないようだった。餌を突いていると言っても見えない・判らないと聞き、偏光眼鏡を貸すと・・今までと異なった世界を見ているようだった。

9時30分頃、鮎の摑み取り担当役員の山口氏から、無線で最後のアユを放ったので生徒たちに来るようという指示があり納竿した。仕掛を巻く方法も指導し、事故もなくまた竿の損傷もなく、ハヤ釣り教室を無事終えることができた。


このたびの児童参加者116名のうち半数が中国新聞の記事を見て申し込みをしたと聞いた。広く広報したことにより、このようなイベントに多数の方が興味を抱き参加され、また主行事である鮎の摑み取りのあと、金串に刺し、汗をかいて炭火で焼き、そして日陰に入り家族が一緒に鮎を食し団らんする姿は、とても微笑ましく何度見ても良いものだ。

報告者:太田博文氏

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