2025-07-07

マコガレイ稚魚放流事業
in 観音マリーナ海浜公園


日程:令和7年7月4日(金)午前9時~正午

場所:観音マリーナ海浜公園 広島市西区観音新町4丁目

主催:公益財団法人日本釣振興会広島県支部

協力:認定こども園年長児85名、かめや釣具㈱、広島県釣りインストラクター連絡機構、下松栽培漁業センター

参加者:園児85名、大人11名、スタッフ10名、計106名


内容
気温30℃越えが3か月続く予報により亜熱帯の気候になった日本、広島市を流れる太田川河口付近の浜辺でマコガレイ稚魚放流を、認定こども園年長児85名の手によって稚魚放流を行った。
午前9時前に現地到着、海浜公園の管理会社に事前許可を得ているので2カ所のゲートを開け浜辺近くの駐車場に入った。スタッフが集まり、各自軍手に火バサミとゴミ袋を持って砂浜へ。打ち上げられた流木や竹、発泡スチロールの砕けた塊、カキ養殖に使うパイプ、大きな座椅子のシートが3個等々いろいろなゴミが流れついていた。園児が通るスペースは、熊手で綺麗にゴミを取り除き安全性を高めまた。このたび来賓としてお願いした山木茂広島県議会議員、定野和弘広島市議会議員も清掃活動に積極的に協力していただいた。


園児たちがマイクロバスで到着後、テントに集合、砂浜を背にして集合写真を撮影。次に3組に分かれ、救命胴衣を着用後、すぐに稚魚放流を開始。会場前の海では、かめや釣具の遊漁船タートル号が、安全監視船として待機、安心安全を心掛けた。園児たちが「大きくなってね!」と願いながら放流する姿は、生き物を思いやる心を育てる良い機会になった。2組目の園児たちが集合し救命胴衣を着用した頃、日本釣振興会中国地区支部顧問の平口洋衆議院議員が到着。参院選の応援演説で呉市から急ぎ参加していただき、園児やスタッフに挨拶後、またすぐに東広島の応援演説に向かわれた。


3組の園児全員の放流が終わり片づけに。このたびスタッフの中には、ごみの臭気と暑さで熱中症気味になったため、冷たい飲料と日陰で休んでもらい無事回復。今後の課題は、夏季行事を控えることも検討する。
事業終了時刻午前11時40分。


稚魚放流に協力していただいた下松栽培漁業センター旗手氏に、マコガレイ稚魚はもちろんのこと、できればメバル稚魚放流ができないだろうかとお願いした。近年、瀬戸内海のメバルは激減傾向で、釣人をはじめ釣具店からの要望も高いので企画してもらいたいとお願いした。広島湾のメバルの減少は、産卵・避難場所のアマモ減少。沖合のカキ養殖が一年で大きくならないので、二年目に広島湾に引っ張って移動後、牡蠣を収穫するサイクルになったため、沖合で育ったメバルが毎年広島湾に入っていたのが、二年ごとになったことも少なくなっている原因とも考えられる。しかし、根本は瀬戸内海の貧栄養化と予想される。山からの栄養(植物性プランクトン)がダムで止まり、さらに川沿いの市町村の下水処理が整備され、栄養分のない排水になったことにより、動物性プランクトンが減少し、牡蠣も育たず、アマモも育たず、小魚も育たないとても綺麗な海に変貌した結果、メバルが釣れない海になってきたと感じている。『水清くして魚育たず』格言通りです。

【報告者:太田博文】 



     

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