2019-07-25

マコガレイ稚魚放流

日程 令和元年7月5日(金) くもり

場所 江田島市 長瀬海水浴場

主催 公益財団法人日本釣振興会広島県支部

協力
江田島市、江田島市立中町小学校、
公益財団法人日本釣振興会中国地区支部顧問:平口洋氏、理事:重村寛治氏、
JOFI広島(太田氏、佐々木氏、村上氏、平田氏、中木氏、三角氏、富樫氏)

ちょうど一年前の7月6日(金)は中国地方を襲った豪雨災害が起きた日だった。この日は大雨警報が発令されており江田島市立中町小学校は休校中。役員全員で4,000匹のマコガレイの稚魚を放流した。今年は曇り空で計画通りに進行ができると思っていたところ、顧問でもある衆議院議員・平口先生から10時15分には他に行かなくてはならないスケジュールになったと連絡が入った…(中々スムーズに進めませんね)。


7時30分、広島港発三高港行のフェリーに乗船したのは役員の車3台と下松市栽培漁業センターの稚魚運搬車の4台、40分後三高港に到着(この港はメバル釣りによく来ていたので懐かしい)。放流場所となる長瀬海水浴場は、広い砂浜と少し先には何台ものカキ筏があり、エサが豊富で底引き網漁ができない稚魚の成育場所としては最適な環境。昨秋のテレビの釣り番組ではマコガレイの釣り場として紹介されるようになった場所でもある。


8時30分、長瀬海水浴場到着、役員が手分けし幟旗を設置し、放流を手伝ってくれる江田島市立中町小学校5年生19名用に、釣りの教本や手ぬぐい、ゴミ袋を入れた袋を用意した。準備が終わった頃、江田島市の職員さんが到着。テント、放送器具、バケツ、掃除用具等を持ち込んでもらった。放流場所となる海辺のゴミ拾いもして放流環境の整備にあたってもらった。泊野課長との打ち合わせで平口顧問は15分しか居れないことを考慮し、はじめに挨拶、次に集合写真、そして稚魚放流という段取りで進めることとした。


9時45分、平口先生到着、ところが副市長がまだ到着していない。早めの展開が必要となり、急遽、児童と先生に救命胴衣の着用方法と安全講習を行った。
9時55分、開会の挨拶後、平口顧問から挨拶をしていただき、集合写真、稚魚放流と段取りよくスムーズに進行した。土手副市長の挨拶後、栽培魚漁センター糸原氏よりマコガレイの話、真横では手作りのマコガレイ大小4種類の紙の模型を富樫氏が説明に合わせて提示してくれた。糸原氏の説明によると「夏場は水温が上昇するため徐々に深場に移動し10月頃になると段々と浅場に上がってくるのでその頃から近場で釣れるようになると思う。4年後には30cm位に成長するので、それまで小さいマコガレイはリリースしてほしい」と説明があった。残った稚魚を放流して海岸清掃を行った。砂浜にはプラスチックゴミ(カキ筏で使うパイプ)が多くあった。


近隣から小さい子どもを連れたお母さんたちも放流に協力していただいた。この子たちが大きくなる頃には、江田島湾中がマコガレイで一杯になっていると良いですね。
最後に、呉であった参院選の出陣式から帰られた江田島市長も到着、ご挨拶をいただき無事終了した。

報告者:太田博文氏

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