2015-10-09

アコウ(キジハタ)稚魚放流

日時 平成27年10月6日(火)7:30~

場所 広島湾

協力 かめや釣具(岡田船長・城内副船長)

参加者 佐々木会長,太田副会長,広島情報ビジネス専門学校・学生6名 合計10名

吉島ボートパークから、かめや釣具・タートル号により出船。稚魚は草津港の桟橋で積み込み、大部分はホースでタンクに移し最後は網を使った。氷も積み込み草津港を出発。下松市栽培漁業センターの糸原氏が手を振りながら見送ってくれた。110日間大切に育てられたキジハタは3000匹。平均全長8.06cm、平均体重9.11g。ポンプでタンクに海水を入れながら目的地に向かった。

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天候は晴天だが風が強く少し白い波もたっているなか、左手に能美島右手に大黒神島を見ながら目的地へ向かう。
目的地の灯台周りは波が高く少しうねりもある。撮影のため灯台に上がりカメラを構えたが、船上では(公財)日本釣振興会の稚魚放流の横断幕や幟旗を持つ者、稚魚が入ったバケツを持つ者と、慣れない作業をしていた。何度かバケツ放流を繰り返し、全て放流した後、タンクを洗浄した水を船外に放水したとき、波の影響を受けタンクが海へ落ちてしまった。灯台から見ていると、船も小さく見え、回収にかなり手間取っている姿がみられた。タンクをようやく回収後、灯台に迎えに来てくれた。

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このたびのアコウ(キジハタ)放流は、陸釣りだけでなく船釣りの釣り人のためにも放流場所を沖にした。広島湾は浅場だと、底引き網がいたるところで行われるため、せっかく放流した稚魚が一網打尽にされてしまう。それでは放流した効果がないので、岩場で深い場所を選定した。
3年後は40cmを超える良型のアコウが釣れるだろう。それまでは釣り人にもお待ち願いたいものです!

報告:太田博文氏

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