2014-08-08

平成26年度水辺教室?川の生き物を見つけよう?

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日 時 平成26年8月3日(日) 8時30分?正午

場 所 広島市安佐南区緑井 佐東公民館第一研修室

参加者 子ども13名、大人7名、スタッフ6名 計26名

参加費 無料

目 的 自然とふれあい川の生物を観察し環境問題を考える

主 催 (公財)広島市文化財団 佐東公民館

協 力 環境省環境カウンセラー 金本俊昭氏
    広島県釣りインストラクター連絡機構 佐々木晃二郎、村上正雄、中木正巳

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内容
前日夕方から降り始めた雨の影響により、子どもたちと川へ入って水生生物を採取することを中止。スタッフは午前7時佐東公民館に集合し、黒岩氏、金本氏、佐々木氏、村上氏の4名で、古川せせらぎ公園の川で、雨の降るなか水生生物の採取をした。約30分採取した水生生物をバケツに入れ、佐東公民館に持ち帰った。9時?黒岩氏の司会進行により水辺教室をはじめ、金本講師から学習のポイントを低学年と高学年に分けて説明。観察をはじめる前に、白板に貼った水生昆虫の幼虫と成虫の絵合わせクイズを楽しんだ。

次にバケツの中の水生生物をパッドに移し、班ごとに分かれて観察を始めた。子どもたちは生き物に手を触れながら観察することが楽しいようすで一生懸命に観察をしていた。どのような種類の生き物がどれだけいるか、それぞれシャ?レに分け自分の好きな生物を観察して絵を描いた。

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まとめとして、水生生物記録用紙や水質階級による指標生物一覧表から判断した結果、せせらぎ公園の川はややきれいな水であることがわかった。昨年と同じ本流と支流が交わった場所は、左岸の支流は汚く、ザリガニやメダカ、ドンコなどが生息し、本流はシジミ、カワニナ、いろいろなトンボの幼虫(ヤゴ)、ヨシノボリ、スジエビなどが多く生息し、珍しいものではオヤニラミ、シマドジョウ、カジカなども捕れた。また、川の水や水道水に薬品を入れたり、醤油で薄めたパックテストの実験も行った。子どもたちは興味深く見聞きし、これからも古里の川を守り、ますますきれいな水にすることを約束した。最後に三上館長から挨拶があり正午に終了した。

報告者 佐々木晃二郎

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