カテゴリ「会報・記事・報告」の一覧

0905343.jpg0905342.jpg0905341.jpg

日時 平成21年5月3・4日(日・月) 7:00?18:00
場所 宇部港芝中西埠頭1号岸壁(水深13m、延長270m)
参加団体 (財)日本釣振興会山口県支部、山口県宇部港湾管理事務所、山口県土木建築部港湾課、山口県釣り団体協議会、サンライン、JOFI山口
来場者(2日間合計)
 来場車両(実数)=340台
 来場人数(推定)=1000人

活動内容
 駐車場入口で、「主催者からの注意文書」「港湾管理者からのお願い文書」「環境省からのポスター」を配布
 岸壁での釣り指導並びに安全管理
釣れていた魚種(釣果の多い順)
 コノシロ、カサゴ、メバル、カレイ、キス、コウイカ、ギンポ、ボラ、サヨリ、カタクチイワシ、チヌ
感想等
・両日とも曇天で微風もあり過ごしやすかった
・参加者のマナーがよく、閉門時刻を過ぎることがなかった
・港湾管理団体からも車両誘導員を出していただいたのでスムーズに出入りできた

報告者 柳原好宏

tn20090417004401.jpg

瀬戸内海西部で今冬、夏場に多いミズクラゲが大量に越冬したことが、広島大大学院生物圏科学研究科の上真一教授(58)の調査で分かった。温暖化の影響とみられ、約20年間の研究でも例がないという。漁業に支障も出始め、上教授はさらに調査を進める。

上教授は昨年9月、呉市沖で多くの稚クラゲを確認。瀬戸内海沿岸の各県の水産試験場などへ照会した結果、冬期でも広島や山口、大分県沖で大量のミズクラゲが目撃されていた。傘の直径が25センチ、重さ700グラムに成長した個体もいた。

ミズクラゲは通常、ポリプという幼生の形で越冬。春先に稚クラゲになり夏にかけて成長する。しかし、秋には死滅し「年一世代」が通例だった。

瀬戸内海の年間最低水温は、この20年で1.5度上昇した。越冬について、上教授は「海水温の上昇に適応し、秋から冬も成長できるようになったのでは」と指摘している。

【写真説明】越冬し、成長したミズクラゲ(3月末、呉市の呉港)=広島大提供

2009年4月17日中国新聞朝刊

tn20090417004801.jpg

広島市安佐北区の太田川中流で16日、稚アユの放流が始まった。
地元の太田川漁協の事業で、5月中旬までに計約75万匹を放流する。
初日は、可部南から安佐町までの7カ所で18万2000匹を放流した。
可部南の河川敷では、組合員15人がトラックの水槽からホースで川へ放流。
体長9センチに育った稚アユが放たれ、勢いよく泳ぎ回っていた。
同漁協の解禁日は5月31日。

2009年4月17日中国新聞朝刊

tn20090312001901.jpgtn20090312001902.jpg

広島県安芸太田町加計の温井ダムで11日、一時的に放流量を増やす「フラッシュ放流」が始まった。ダム直下にある太田川支流の滝山川の水質環境改善を目的に、中国地方整備局温井ダム管理所が2004年以来、5年ぶりに実施した。12日までに計約90万トンを放流する。

この日は午後6時、利水放流設備のゲートを開放。滝山川へ毎秒10トンの放流を始めた。放流量を段階的に増やし、12日にはダムえん堤中央部の2カ所のゲートも開放し、最大で毎秒30トンを流す。河川水位はピーク時で約1メートル上昇する。放流量の大半をダムの約4キロ下流にある中国電力滝本発電ダムで受け止めるため、太田川本流にほとんど影響はない。

フラッシュ放流は、川底の石に生えた古いコケを洗い流し、アユが好む新芽の成長を促すのが狙い。温井ダム管理所は放流後から8月にかけて、3地点でコケ類の生育状況を観測し、効果を確認する。

2009年3月12日中国新聞朝刊

tn20090307004201.jpg

大竹市の阿多田島周辺でメバルの稚魚がウミウなどに捕食され、漁業に影響が出ている問題で、市は8日、駆除に乗り出す。地元の阿多田島漁協の要請を受け、実施に踏み切る。

8日の駆除には市と漁協、大竹猟友会から約10人が参加。漁船2隻に分かれ、阿多田島と猪子島の沿岸を回り、散弾銃による追い払いを中心に実施する予定。島内や阿多田島航路のフェリーでは、張り紙や放送で注意を呼び掛ける。

市が先月25日に実施した調査では、同島周辺海域で約80羽を確認。大半がウミウで、少数のカワウが交じっていたという。同漁協では組合員約30人がメバルを漁獲。売り上げは年間約3000万円に上る。

【写真説明】阿多田島の岩礁で確認されたウミウとカワウ(2月25日)

2009年3月7日中国新聞朝刊

第6回KRY親子釣り大会

日 時 平成21年年4月25日(土)
  午前 6時30分? 集合&受付
  午前 6時45分? 開会式&ルール説明ほか
  午前 7時00分? 釣りタイム
  午前11時00分? 検量・表彰式。釣り教室  ※12時には終了
 ※なお、悪天候の場合は大会を延期します
(開催又は中止のご案内は、前日にKRYのHP・「ポケマウ」にて告知します)

場 所 フィッシングパーク光(光市室積) Tel 0833-79-0377

各 賞 優勝、準優勝、3位  3匹(大きい・重い)の合計重量で決定
大物(長寸)賞・参加賞・KRY賞ほか

協 賛 (株)サンライン、(株)エム・オン、(株)ヤマリア、(財)日本釣振興会山口県支部、アンフィニ山口ほか
協 力 山口県釣りインストラクター連絡機構(JOFI山口)

参加・応募・注意事項ほか
・参加人数:親子30組60人(参加無料)
(同行者の入場料200円は各自負担となります)
・往復ハガキに住所・氏名・年齢・お二人の関係、釣り歴を書いて、
〒745-8686 山口放送 ラジオ編制部 親子釣り大会 係までご応募してください
 ※返信用ハガキにも必ず宛先(住所・氏名)をご記入下さい
・締め切り:4月13日(月)必着
・応募多数の場合は抽選となり、当落選は、返信用ハガキでご案内します
(なお、当選者には、申込書&誓約書を送付しますので、早めに返信して下さい)
・子供は、小中学生に限定、親は父母、祖父母でも申し込み可能です
・ルアーは禁止です
・釣り竿は一人一本の使用をお願いします
・大会後に釣り大会の絵画・感想文を提出するとプレゼントが貰える企画があります

(詳しくは大会当日に案内します)

お問合せ 山口放送(株)ラジオ編制部 TEL 0834-32-1872 (月?金 9:30?17:30)

阿多田島近くの岩礁で羽を休めるウミウとカワウ(大竹市沖)

 大竹市の阿多田島周辺で天然のメバルの稚魚がウミウやカワウに相次いで捕食され、地元の阿多田島漁協が漁への影響を懸念している。駆除要請を受けた市は25日、現地を調査。大竹猟友会などと対策を検討する。

 同漁協によると、今冬は例年よりウの飛来が多く、昨年12月から群れを確認。最も目撃が多かった1月後半は、約300羽が島の周辺にいたという。体長10センチに満たないメバルの稚魚を主に捕食。今月上旬には1羽のウが漁船に衝突し、10匹の稚魚をはき出した場面も目撃された。

 この日は、市職員や猟友会などの5人が島の沿岸を漁船で1周。30分間で約80羽を確認した。大半がウミウで、島内での集団営巣の可能性はないとみられる。

 同漁協は約30人が刺し網でメバルを水揚げし、売り上げは年間約3000万円に上る。漁獲への影響が拡大することを懸念し、市に対策を求めていた。

2009年2月26日中国新聞朝刊

ソウシハギ

 2006年10月17日(火)午前9時頃、周防大島町沖家室漁港に停泊している船を清掃中、錨綱の海藻をつついているウマヅラハギに見えた魚をヤスで突いた。
 よく見ると斑点があるのでウマヅラハギではないと思い、珍しい種類なら「なぎさ水族館」(周防大島町伊保田)に知らせようと思い、まず図書館で名前を調べることにした。
 自宅で写真を撮り魚は船の生け簀にいれて、写真をプリントアウトしたものを持って東和図書館へ名前を調べに行った。魚類図鑑で調べてソウシハギとわかった。
 「なぎさ水族館」の佐々木氏にソウシハギが採れたことを伝えると「毒がありますよ。関西のほうで食べて死んだ記録があります。」と教えてくれた。水族館にも標本がありいらないということだったので家に帰り海に捨てた。

 この他の魚で私が採集した(私にとってのめずらしい)魚は、カイワリ(2006年10月20日)、ネンブツダイ(2007年6月24日)がある。

【気づき】
ウマヅラハギを釣ったことがある方ならソウシハギを見て、ウマヅラハギではないとすぐに気づくと思う。私が見ただけでもウマヅラハギと違う特徴を3つ見つけた。
1、ソウシハギには斑点がある。
2、全長に対する尾ビレの長さの割合がソウシハギのほうが大きい。
3、上部のトゲがソウシハギは細くて、ウマヅラハギほどがっちりしていない。
 
ソウシハギに毒があることを知らなければ調理して食べてしまう可能性はあると思われる。
残念なことに、ソウシハギを捨てる前に皮をはいでウマヅラハギの身と違い(見た目の)があるか確かめればよかった。

2009年1月16日 報告者・柳原好宏(jofi広島理事)

猛毒魚ソウシハギ

暖かい海に生息する猛毒魚のソウシハギが昨年末、柳井市沖で捕獲された。西瀬戸内海での確認は昨年夏からこれで4件。水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(廿日市市)は、食用にしないよう呼び掛けている。

柳井市沖では、昨年12月25日、漁協組合員の会社員男性(46)が網で体長57.1センチのメスを捕獲した。8月から9月ごろにかけてても、山口県周防大島町、江田島市沖、広島県大崎上島町沖で1匹ずつ捕獲されている。同研究所によると年間の捕獲数では、これまでで最多という。

ソウシハギはカワハギ科で熱帯域に分布し、青い波模様と黒目大の斑点、大きな尾びれが特徴。個体によってフグ毒の約70倍と非常に強い毒がある。

研究所は黒潮の影響が強まっているとみており、「瀬戸内海では越冬できないが、まだ生息の可能性がある」と注意を喚起している。

【写真説明】柳井市沖で捕獲されたソウシハギ(水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所提供)

2009年1月7日中国新聞朝刊

芦田川流域の市町でつくる「芦田川水系の水を守る会」は、芦田川の風景や生物、環境啓発などをテーマにしたポスターを募集している。

応募対象は福山、府中、尾道市と世羅町の小中生。作品は四つ切りの画用紙で、クレヨンや水彩など画材は不問。「みんなの手で川を守ろう」など川に関する標語を入れるのが条件だが、小学校低学年は標語を省略できる。入賞作は来年度、4市町で巡回展示する予定。12日必着。所定の申込書を作品の裏に張って、事務局の福山市環境保全課か、各市町の担当課へ郵送する。持参も可。環境保全課Tel084(928)1072。

2009年1月4日中国新聞