広島湾の保全と再生をテーマにしたシンポジウムが2月27日、広島市中区の広島YMCAであり、市民ら約300人が身近な海を守る方策について理解を深めた。
中国地方整備局の藤田武彦局長が基調講演。広島湾の再生などに向けた行動計画を紹介した。
続くパネル討議には、地御前漁協の川崎健さん(46)ら7人が登壇。比治山大の山田知子准教授は「海の知識を深める『広島湾学』という学問があってもいい」と提案した。
【トークセッション】
コーディネーター
岡田光正氏(広島大学大学院工学研究科教授/広島湾再生推進会議アドバイザー)
プレゼンター
平田 靖 氏 「かき養殖を中心とした広島湾の生物生産」
広島県立総合技術研究所 水産海洋技術センター 副主任研究員
川崎 健 氏 「かき養殖への挑戦」
地御前漁業協同組合
原田優子 氏 「広島の海の幸」
学校法人原田学園 広島酔心調理師専門学校 校長
中村 成朗 氏 「広島湾域の交流と連携による地域活性化」
広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会 運営委員長
山田 知子 氏 「地域との協働による広島湾の魅力の発見とその活用」
比治山大学 現代文学部 地域文化政策学科 准教授
藤田 武彦 氏
国土交通省 中国地方整備局長
投稿者: jofi/カテゴリ:会報・記事・報告