2019-10-18

キジハタ稚魚放流

日程 令和元年10月15日(火)晴れ

主催 (公財)日本釣振興会広島県支部

放流魚種 キジハタ3,000匹

早朝、4時30分起床、天気予報通りの晴れ。5時30分外はやや風が吹いていた。波高1mだから仕方ない風と思っていた。コンビニで自分と船長の弁当・飲物を購入しボートパーク広島へ向かう。8名全員揃ったところで日釣振のビブスと膨張式救命胴衣を着用した。予定通り6時30分にかめや釣具タートル1号で出発。約15分で、下松市栽培漁業センターの糸原氏が待つ草津港へ到着。指示しなくても皆さん段取りよく稚魚を船に積み込み、草津港を8時過ぎ出発。港を出ると風が一段と強くなっていた。稚魚は、体長平均82.9mm、平均体重11.6g、と立派な?サイズだが、放流まで酸素補給がないと死んでしまう。ポンプで上から海水を時々入れての酸素補給をした。


波が高く放流場所の灯台まで約1時間も掛かってしまった。今回放流の協力をしていただいたのは、広島県支部から3名、JOFI広島から2名、釣人3名、船長1名の計9名。全員65歳以上で、70歳代、80歳代のご高齢だけど元気に釣りができる方々ばかり。バケツに稚魚を入れ一斉放流。風とウネリで大変だったが、無事3,000匹を放流し終えた。


今年の夏前に船釣りに出かけた折、船長から「アコウ(キジハタの別名)が広島湾で釣れたと遊漁の船長仲間から聞いた」と話してくれた。5年目でようやく結果が出始めたようだ。キジハタは、3歳までメスで4歳ころからオスに転換する魚もいて、3歳ころから産卵ができるようになると、下松市栽培漁業センターの糸原氏から話があった。遊漁船の船長からは約40cmのアコウ(キジハタ)が掛かったと聞いたので、最初頃の放流魚のようだ。まだ、小さいので60cm程度まで待ってもらうと、もっともっと沢山のキジハタが育つ広島湾になるのだが、釣人の意識はそこまでないかもしれない。アオリイカと同じように生まれてすぐのアオリイカを釣り上げると、ど迫力のある引きが楽しめることはできないが、と思うのは私だけではないと思う。
大きく育てキジハタよ!そして合わせの微妙なやりとりを楽しませてくれ!

報告者:広島県支部 太田博文氏

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