2007-08-10

釣りインストラクターニュース

広島県釣りインストラクター連絡機構における近況

 昨年、JOFI広島は10周年を迎えて、この新しい時代に釣りの世界はどうあるべきか。目指す方向としては長い歴史のなかで、これまでの釣り人がいわば社会と切り離して享受してきた“釣り”という楽しみを、今後も続けていくためには社会に認められた存在でなければなりません。そのためには敢えて社会の一部としての義務を先行させる必要があるのではないでしょうか。

 そのため、発足以来継続している「水の事故防止講習会」(安全教室・普通救命講習会)や「釣り場クリーンキャンペーン」(渚の清掃活動)と各種「釣り教室」、「釣り講習会」などと、協力・共同できる団体と連携したボランティア活動(各団体行事)をしております。加えて、10周年記念行事として「平成18年度公認釣りインストラクター講習会及び資格試験」や「広島湾のハゼ・チヌの奇形魚調査」(広島湾の健康診断)と「海面釣り場調査」(全釣協・平成18年度)→「釣り場保全調査」(全釣協・平成19年度)をタイアップして実施しております。

 また、平成19年度総会では27名(平成17年度/3名、平成18年度/24名)の新しい釣りインストラクターの方を迎えてまた新たなスタートを切らせていただきました。それは、「釣りインストラクター」の原点に立ち返った活動と“釣りの地位向上”と、“質の高い釣り人!を目指して新入会員と共に活動を開始することを誓い合ったことです。そして、総会後の懇親会では相互に新年度の抱負などを語り合い、一般釣り人の先頭に立って、現在、未来の釣りはいかにあるべきかを考え、衆智を集めて的確な判断のもと、釣り文化の発展を図り、自然環境を守り後世に継ぐ努力を重ねていきたいと結んだのでした。

2007.8.10(JOFI広島・代表・岡田敏孝)

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