2018-06-16

鮎友釣り教室(in宇佐川)開催!!

日時:平成30年6月10日(日)8:30~17:00

会場:山口県錦川玖北漁協管内
   (座学教室)道の駅ピュアラインにしき下流 錦林業センター

主催:(公財)日本釣振興会山口県支部

協力:JOFI広島、JFT、山口銀鱗会、シマノ、大橋漁具㈱、㈱サンライン、㈱マルト

後援:玖北漁協協同組合


梅雨に入り午後から雨が心配された中、JOFI広島の3人が座学及び実釣を担当するために会場へ向かった。8時前に到着すると、既に実釣を担当する山口銀鱗会のスタッフが打ち合わせを行っていた。玖北漁協管内の釣果は、全体的に小振りが多いが、なかには手のひら大も混じるとのことであった。

参加者及びスタッフは、期待を胸に受付が始まった。本年度もサンラインから生徒用帽子が配られた。また、玖北漁協のご厚意により、日券購入を免除された。全国的に鮎釣り人口が減少する中、教室参加者に対する良いアイデアと感心した。広島県内の各漁協でも参考にされたらいいのではと思う。

開会式では、はじめに主催者である(公財)日本釣振興会山口県支部長の挨拶に始まり、JFT事務局長、玖北漁協組合長が挨拶をされた。続いて講師の紹介の中で、JOFI広島から平田氏、三角氏、富樫氏が紹介された。毎年講師として出席していた太田講師は残念ながら欠席。開会式後、座学として安全講習及び鮎の生態など一括して富樫講師より約50分間講義。その中で特に印象的だったのは八戸川の熊被害の模様と釣行時現地で気が付いた忘れ物や盗難被害など、自分の命は自分で守ることや携行品の管理など入念に確認する重要性を痛感した。鮎の生態についても、自然界で生存するために我々は何をすればよいのかまた、何が必要なのかなど説明を受けた。

休憩後、仕掛けづくりを行うために参加者(14名)に対して、実釣する講師が各班にわかれて指導があった。天上糸・水中糸・ハナカン仕掛・ハリの結びなど試行錯誤しながら定刻に終了。午後から雨の予報のため、昼食時間を短縮し実釣時間を早くするために、急いで参加者と指導者が一組となり、玖北漁協管内の実釣ポイントへ釣行。参加者の日頃の行いが良かったためか、時々少雨があったが実釣時間を短縮するまでもなく大変充実した時間を過ごしたと思われる。


16時、全員が実釣を終え改善センターに集まり閉会式が行われた。閉会挨拶として、山口県支部長より「今後この経験を活かしていただくとともに一人でも多くの方へ興味や関心を持っていただき、安全で楽しい鮎釣りを行ってください」と講評があった。後に釣果は予想どおり小振りが多かったが匹数順番で参加者全員に鮎釣りに必要な物品を配布され、無事に「2018宇佐川鮎友釣り教室」が終了。

毎年のことであるが、JOFI広島に講師の指導要請があり、回を重ねることで指導者としての資質向上や指導方法など大変勉強となり次回教室へ繋げることができるのではないかと思っている。ちても充実した時間を与えていただいた(公財)日本釣振興会山口県支部へ感謝を申し上げたい。

報告者:富樫雅司氏

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