2018-03-29

JOFI広島船釣り研修会

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日時 平成30年3月24日(土)17時~

参加者 佐々木晃二郎氏、村上正雄氏、平田洋司氏、中木正巳氏、太田博文氏、他3名,合計8名

3月24日(土)快晴で暖かい日和の中、8名の猛者?が17時までに廿日市港に集まった。
このたびはメバル釣り。春告魚と云われるメバルは、この時期が旬の釣味を味わえる。また、シラウオやイカナゴを食べ、魚体は一段と幅広くなり味も美味しく変化する。

17時前に8名を乗せ、廿日市港を出港した。少し風があるためか波立っている。遊漁船は希(のぞみ)で、10名の釣人が乗船でき、8名以上で貸し切りができる。このたびの釣行は貸し切りのため気を使う必要がない。釣り場は広島県から愛媛県に入った島。18時過ぎに到着、それぞれが釣座に着いた。

シラウオがメバルのエサとなっている時期は、特にサビキ釣りが有効だ。この仕掛の元は、土佐カブラだと思われる。この時期は、エサ釣りよりも釣果が上がる。サビキに使われている薄い皮は、主にカワハギの皮が使われている。色は、白・緑・黒・黄とカラフルで、針は、小針の5号か6号が現在は主流となっている。今回使用するサビキ仕掛けが長いので、お祭り(隣の仕掛とからむ)防止のため、オモリは25号で統一した。

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船長から、「30cm以上のサイズで最大寸法の方に、次回乗船料半額券 (5千円)をプレゼントする」と発表があった。仕掛けを装着し、船長の指示で仕掛けを投入。はじめから猛ダッシュで竿を曲げたのは、船釣り名手の佐々木会長。掛かってくるメバルは25cmクラス。仕掛けをゆっくり上げていると、追い食いして2匹3匹と上がる。すぐに20匹を超え「クーラーに入らない・・」などの声も聞こえてきた。船首を陣取った私にははじめにバタバタと釣れたが、その後ピタっと止った。船尾は大賑わいなのに…。気が付くといつの間にか私がマキエ係になっているということ!自分の仕掛に掛かったメバルは、暴れて逃げようとして内蔵に入っていた食べ物を吐き出しながら上がってくる。その排出物が撒き餌となるのだ。当然、船首から船尾へと流れる。結果、船尾が好条件になる。

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さて、良く掛かるサビキの色は緑色や黒色だった。終盤は黒色に集中していた。黒は昔にはなかった色で、魚にはどう見えるのだろうか?その他に釣れる条件としては、仕掛を下すスピードをゆっくりとする。メバルに仕掛けを見せる時間を長くする。リール巻上の際の穂先折れ防止に使うゴムを蓄光ゴムにしてメバルを誘う。釣れない時はなんで?と考える。釣れる時も、なんで?と思えば良いのだが…さて、佐々木会長の釣果49匹。平田氏も同じ位かけていた。
ところで、船長から提案された「30cm以上のサイズで最大寸法の方に、次回乗船料半額券をプレゼントする」は、30cmオーバーを釣った自分がゲット。竿が根元から曲がり久々に感動を覚える釣りの感触でした。

報告者:太田博文氏

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