2014-07-29

JFW親水太田川鮎祭り開催!

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日時:平成26年7月21日(祝:海の日)

場所:広島市安佐北区大字今井田 柳瀬キャンプ場前の河原

会費:1組200円

主催:公益財団法人日本釣振興会広島県支部

共催:亀山南学区ニミュニテイ交流協議会、太田川漁業協同組合、
   太田川親水釣り公園連絡協議会、広島県釣りインストラクター連絡協議会

後援:文部科学省

参加者数:児童107名(2歳?12歳)、保護者152名、スタッフ71名、参加者総数330名

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快晴のなか、118万人都市広島市を流れる太田川の河原でJFW親水太田川鮎祭りを開催した。場所は、安佐北区大字今井田にある柳瀬キャンプ場の前の河原。広島市内の中心からから車で30分という立地条件で、トイレも3カ所あり、水洗い場も完備したキャンプ場も隣接している。

早朝6時から幟を立て、機材を運搬し、テントの設営、机・椅子の設置等々、手際よく進められた。7時の説明会では、ほぼ受け入れ態勢が整っていた。7時30分前には、子どもの手を引いた参加者が受付をはじめた。子どもたちには、年齢グループ別で6色のリボンを付けてもらい、つかみ取り順として利用。参加者には、JFWのレジャーシートと釣り教本、鮎を入れるビニール袋、ゴミ袋と金バサミ、地域の方から提供があったパンを渡した。このたびより1組200円の会費を受け取ることになり、おつりの準備?管理?集計で、非常に手が掛かった。

開会式は、法務大臣政務官衆議院議員で前中国地区支部長(現在顧問)の平口洋氏の挨拶ではじまり、亀山南学区コミュニティ交流協議会の川崎隆司会長様から挨拶後、広島県支部長太田博文氏よりスケジュールと諸注意があった。夏休みは水辺に行く機会が多いので、安全の知識の話があった。全員で集合写真を撮影後、太田川漁業協同組合の岡村清監事の水辺の教室が始まった。太田川に住む生物を生きた状態で展示、生態の説明も判りやすく、子どもたちもオオサンショウウオなどに直接触れることもでき、歓声もあがっていた。

9時から地元名手による鮎の友釣り実釣や、広島県釣りインストラクターによるハエ釣り教室も始まった。河原までのルートも重機で歩きやすく整備、つかみ取りの会場も、低学年用と高学年用の二池設置した。橋の下のため日陰で開催することができた。

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つかみ取りは、はじめに未就学児童、徐々に年齢を上げていく方法をとった。リボンで識別したのは、一般参加者との区別を付けるためと、年齢順で行うことでスムーズに運営ができた。はじめて掴んだ鮎が急に元気よく動き、驚いて手を放す子供も…。はじめて生きた魚を串に刺す時、可哀そうと泣く男の子もいたが、見本を見ながら丁寧に串を刺していた。炭火でコンガリと焼くと、香ばしい香りが辺りに漂い、食欲をそそった。

11時から広島市消防隊員による救急救命講習が行われ、水辺ではペットボトルが浮き替わりになるといった緊急処置の講義を受けた。人形を使った心臓マッサージは、参加者にも体験してもらい、止血の方法や、紐を使った止血やヨモギやタバコの葉を使う止血など、傷口の止血が大切といった野外活動における緊急処置の講習をもっと増やしたいという隊員からの報告があった。

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講習終了後、南中ソーラン金漁の会員23名による威勢の良い踊りがあり、鮎祭りを大いに盛り上げた。その後、自然界にないゴミを拾い集める『水辺の清掃』を行った。閉会式は、(公財)日本釣振興会広島県支部より広島市立亀山南小学校・加藤恵子校長に、小児用救命胴衣35個の目録を贈呈。加藤校長から「9月に行う着衣泳の際利用させてもらいたい、大切に使う」とお礼の言葉があった。平口洋氏の閉会挨拶、亀山南学区自治会連絡協議会・西田征義会長の挨拶で閉会した。

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閉会後、テントや機材の撤去をして、元の公園に戻し解散。このたびは、事前に中国新聞の取材がなく、そのせいか応募件数が少なく、雨で順延したソフトボール大会の試合とも重なり、多くの欠席者があり107組という参加者となった。子ども107名、大人152名、スタッフ71名、計330名が参加した事業は、来年以降も引き続き開催してほしいという声も多くあったことを報告する。

日釣振広島県支部長 太田博文

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