2013-08-08

水辺教室「川の生き物を見つけよう!」

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日時 平成25年8月4日(日)8時?12時

場所 広島市安佐南区緑井六丁目29-25
    広島市佐東公民館研修室・古川(せせらぎ公園)

対象者 小学生(低学年は保護者同伴)

参加費 無料

参加者 親子10組
    子供14名、保護者10名、職員2名、講師1名、インストラクター4名 計31名

目的 自然と親しみ生き物を捕まえ観察し環境問題を考える

主催 広島市佐東公民館

協力 環境省環境カウンセラー金本俊昭氏(講師)
   広島県釣りインストラクター連絡機構
   田邊博行、中木正巳、佐々木晃二郎、村上正雄

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内容
7時30分佐東公民館集合、現地調査。天候は申し分なく、川の水量も危険のないことを確認し研修室にて座学の準備をはじめた。
8時30分受付、9時から田上主事の司会により講師とスタッフの紹介、金本講師からは水辺教室の主旨説明があった。黒岩専門員から危険な生き物についての説明があり、特にダニについて注意があった。
班を3班に分け、各班にスタッフを2名配置、古川へ移動。川へ入る前に、講師による気温・水温・水流・水質・深さ等の調査があり、網を使用した生物の採取方法の説明があった。

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一人ずつ網を持たせ班ごとに分かれてポイントへ入る。3か所で約30分間採取した生物を、班ごとにバケツに入れて公民館へ持ち帰り、バッドに移す。座学に入ると、こどもたちはバッド内の生物を夢中で見たり触ったりして観察をはじめた。このたびは、トンボの幼虫・カワニナ・エビ・シジミ・ミズカマキリ・ザリガニ、魚ではカワムツ・ムギツク・ドンコ・ヨシノボリ・メダカ等種々採取できた。
その中からお気に入りの生物をシャーレに入れ、観察しながら写生を行った。水生生物記録用紙や水質階級による指標生物一覧表等をもとに、ホワイトボードに貼った水質階級ごとに生息する写真と、採取した水生生物を比較しながら記録をした後纏めに入った。

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調査した場所はY字型のポイントで、左岸から流れ出ている小川は少し汚かったのかミズカマキリやザリガニ・メダカなどが生息していた。しかし、本流にはカワニナ・シジミ・コオニヤンマ・スジエビ等が多く生息しているので、階級は「2」と判断、ややきれいな水と判定した。
きれいな水に生息する生物を増やすには「日常生活でどんな注意が必要か?!」の問いに…、台所から油や醤油を流さないことなどを約束して閉会した。川に入った時のこどもたちの楽しそうで生き生きとした姿を見て思わず童心に帰った。

報告者 佐々木晃二郎

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