2013-08-07

こども自然教室「水辺教室」開催!

日時 平成25年7月28日(日)9時?14時

場所 広島市安佐北区安佐町飯室3455-1 広島市安佐公民館

対象 小学生(低学年は保護者同伴)

目的 川の生き物を観察し自然と触れ合い環境問題を考える

参加費 200円 昼食代(ソーメン流し)

参加者 子供23名、保護者19名、職員・講師・インストラクター12名 計54名

共催 日浦公民館・日浦児童館・安佐公民館

協力 広島県釣りインストラクター連絡機構 田邊博行・中木正巳・佐々木晃二郎
   環境省環境カウンセラー 金本俊昭氏

内容
あいにく朝から雨のため、8時から三浦館長・金本氏・佐々木氏の3名が公民館前を流れる鈴張川に入り水生生物の採取を始めた。しばらくすると濁りも出て増水しはじめたので、早めに切り上げ、採取した生物をバケツに入れて公民館へ持ち帰った。こどもたちが楽しみにしていた川遊びができなかったのは残念だったが、事前に採取した生物を観察・学習した。

9時30分より日野主事の司会、三浦館長の挨拶、スタッフ・講師・インストラクターの紹介後、環境カウンセラー・金本氏から「水辺教室では何を学習したいか?目的を立てて学習しよう!」と説明があった。

imgp1341.jpgimgp1343.jpgimgp1348.jpg

こどもたちを6班に編成し、それぞれのバッドに採取した生物を入れ、水生生物記録用紙や水質階級による指標生物一覧表等を配り観察学習会が始まった。こどもたちは、班ごとにバッドに入っている生物を観察し、各自お気に入りの生物をシャーレに移し、見たり触れたりして写生を行った。ホワイトボードに貼っている水質階級ごとに生息する生物の写真と採取した生物を比較して鈴張川の水質診断を行った。
結果は…、サワガニ・カワニナ・スジエビ・コオニヤンマ・ヒラタドロムシ・ヒゲナガカワトビゲラなどが生息していたので、階級は「1.5」となり、「ややきれいな水」であることがわかった。講師による水質パックテストもあり、鈴張川の水・水道の水・醤油を入れた水等の薬品検査をすることで、台所から流す油・醤油等がいかに川や海の水を汚しているかを知り、保護者の方も真剣に耳を傾けていた。

imgp1354.jpgimgp1349.jpgimgp1357.jpg

最後に、こどもたちに「鈴張川の水をどうすればきれいにすることができるか!」との問いにいろいろな答えが返ってきた。「この問題はこれから皆んなで考えましょう」と本日の水辺教室を締めくくった。
昼食は雨の中テントの下で美味しいソーメン流しを満喫した。

報告者 佐々木晃二郎

コメントは許可されていません。