2010-05-11

阿多田島に県初の海上釣り堀

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大竹市阿多田島の養殖業者がいけすを活用した「海上釣り堀」を計画、15日オープンする。広島県内初の試みといい、養殖技術を生かして釣り客を呼び込む。地域活性化、島へのフェリー利用促進にも役立てたいとしている。

養殖業やいりこ製造を手掛ける地元の大井水産が取り組む。釣り堀は「大漁丸」と名付けた。島の近くの沖に12メートル四方、深さ10メートルのいけすを3基浮かべ、船で客を運ぶ。いけすの周囲に板を張り、釣り客がゆったりと過ごせるようにした。

いけすには養殖魚を入れる。ハマチは2キロ級を中心に5キロ級の大物も交じる。1キロ級のタイ、1・5キロ級のスズキも放す。午前10時半から午後3時まで釣り放題で、釣った魚は持ち帰れる。1人1万円、女性・中学生7千円、小学生以下5千円。さおや餌は持参するが、有料貸し出しも。電話090(5265)0101。

【写真説明】広島県内で初の海上釣り堀オープンへ向けいけすの準備が進む

2010年5月9日中国新聞朝刊

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