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平成18年12月2日(土)3日(日)9時?17時、広島市東区民文化センターにおいて、公認釣りインストラクター講習会及び資格試験が開催された。

参加者30名の方々は、1日目9時?17時の講習会を受講。2日目9時?12時まで講習を受講した後、資格試験(筆記試験、論文、面接、実技)に臨んだ。JOFI広島のメンバーは、岡田敏孝会長をはじめ18名の方々が、指導や講師、試験監督や面接委員など、講習会・資格試験を支えた。

講習内容と様子は、以下の通りです。

東区民文化センター玄関で寒い中打合せJOFI広島の旗です司会の山形明氏です畑耕治氏より開会の挨拶講習会の様子八田士郎氏広島海上保安部警備救護課の田岡茂氏農水振興局漁業調整室長の西本和也氏会長の岡田敏孝氏藤本和之氏中村弘治氏講習会の様子です太田博文氏実技試験に向けて針とハリスを結ぶ練習です佐々木晃二郎氏山本一利氏いよいよ筆記試験です筆記試験中です次は面接試験です閉会式です公認釣りインストラクター講習会及び資格試験を支えていただいたJOFI広島のメンバーです。

10月7日土曜日、前日の怪しい空模様と風を心配しつつ、三篠小学校東門に集合した子供たちは、保護者と共に2台のマイクロバスに乗り込みました。
現地までは、釣り教本での講義、ロープを使っての糸の結節、ハリの結び方を指導しました。今回も、低学年児童同伴を認め保護者同伴20組を条件に、4年生5年生6年生全員に案内を配布したらところ、応募者が多く用意したマイクロバスの定員がオーバーしてしまいました。仕方なく、昨年参加し今年も応募してくれた家族6名にお願いし、自家用車で追走してもらう事にしました。しかし、お断りした家族も多数あったそうです。

釣り場管理者の伊藤さん釣りインストラクターの中木さん講義を聞く子どもたち

 現地に到着後、釣り場の管理者の伊藤さんの歓迎の挨拶があり、続いて、釣インストラクター中木さんからのイクラ・ミミズのえさの付け方の指導後、実際の釣りを見てもらいました。エサを付け、軽く投げ込んでウキがなじみ、ウキがユラユラと沈んだ瞬間鋭く手首を返し、竿を立てるように指導しました。次に、取り込みの引き抜きとハリの外し方を指導した後、4年生から順番に竿とエサを渡し釣り場に向かわせました。

釣り真最中釣り真最中あら?木が釣れた
 毎回の事ですが、まったくの初心者ばかり。保護者自身釣りをした事もないし、ましてや、ミミズなどを触った事も無い方々ばかり。「イクラで釣りづらくなったらミミズで釣れますよ」の指導員からのアドバイスに、子供たちの手前、清水の舞台から飛び降りたつもりでミミズを指で掴みハリに刺しているお母さんもいました。しかし、それも徐々に慣れ、最後には平気で掴むようになっていました。

181007yiyiyoyyayyoy-005.jpgうまそ?手作りの山賊むすび
 さて昼食には、手造りの山賊むすびと、釣り上げた魚を焼いて食べてもらうのですが、70人分の料理は大変です。釣り上げた魚を途中回収し、壺抜きして竹串を刺し、飾り塩を付けて炭火で焼く作業、前日鮭を焼いて解した身や、子持ち昆布、高菜、タクワンをタッパに分けて並べる作業、7升のご飯は、釣り堀の方にお願いしました。午前中の実釣が終わり、今度は、昼食です。一人一人に皿と海苔を渡し、今度は、自分で山賊むすび造りです。児童には、串を外した焼き魚を渡し、保護者には、ダイナミックに串の付いたまま食べてもらいました。

優勝した梶田裕一君準優勝第3位
 食後は、小さな釣り大会を行いました。一匹長寸で順位を決め、優勝は梶田裕一君で25.1cmのニジマスを釣り上げました。2位が24.1cm、3位が2名23.5cmでした。
 残りの頑張った児童全員には、タオルの参加賞とサンラインから頂いた渓流糸0.3号をプレゼントしました。

アマゴ稚魚の放流アマゴ稚魚の放流ゴミ拾い

釣り教室を終了後、今度はマイクロバスに乗って上流の禁漁区まで行き、バケツに入れたアマゴの稚魚を丁寧に放流し、帰り道の道すがら自然界に無いものを各自ゴミ袋に入れ持ち帰りました。

参加者の皆さんで記念写真 今回、釣りインストラクターの方々以外に、私の釣り仲間にも協力してもらい、無事「ハローフィッシング」が出来た事に感謝します。また、毎年お世話になっています七瀬川渓流釣り場の方々にも美味しい新米のご飯や、釣り易いように池に沢山の魚を入れて頂き、全員が釣り上げる事が出来ました。心から感謝いたします。
 将来、参加された児童の中で、〇〇名人と言われるような釣師が誕生してくれたらと、願っております。

㈶日本釣振興会広島県支部長 太田博文

ハローフィッシングアマゴアマゴの炭火焼き「2006年ハローフィッシング/少年少女・渓流釣り体験教室」
 水産庁補助事業「ハローフィッシング」は、少年少女の皆さんに、自然の中で釣りの体験や魚の生態・生息環境を学習してもらうことによって、環境保護の大切さ、生態系と人間のかかわりなどを知っていただくことを目的に、毎年全国各地で行っているものです。
 魚の生態や生息環境が楽しく学べる教本、参加記念品も用意しています。

開催日 平成18年10月7日(土)少雨決行
募集人員 少年少女20人
開催場所 広島県廿日市市佐伯町所山 七瀬川渓流釣り場(℡0829-72-1446)
集合場所 広島市立三篠小学校 東門 午前8時
参加資格 4年生?6年生の児童 必ず保護者も同伴してください
       (家族で参加希望の場合、低学年の兄弟姉妹の参加もできます)
参加費  無料
服装など 野外活動がしやすい軽装(朝は肌寒いです)で帽子や運動靴着用
持参品  タオル、雨具(雨が予想される場合)、水筒、酔い止めの薬など
その他  釣り竿、糸、針、エサなど、釣りに必要なものは用意します (自前の竿持参可)

当日の予定
集合時間 8時までに(三篠小学校東門)
8時10分 貸切のマイクロバス2台で出発
       現地到着まで車中で教本を見ながら魚の生態や生育環境について学習
10時ころ 七瀬川渓流釣り場到着、釣り方や釣りをする時の注意事項を学習
       エサ釣り、ルアー釣りに分かれて釣り開始
12時30分 昼食。参加児童の手作りの山賊むすび(材料は主催者にて準備)
14時ころ 小さな釣り大会をします。一番大きな魚を釣上げた児童に釣り竿をプレゼント
       (上位3名までありますのでがんばって釣ってください)
14時45分 釣り大会終了後検寸します。表彰式が終了したら「あまごの稚魚放流」
       帰り道に釣り場のゴミ拾い(自然界に無いものを拾ってください)
15時30分 現地出発
17時ころ 三篠小学校到着予定。解散
※参加児童は、この体験をもとにした作文・絵画を募集します。特に優秀なものは水産庁長官賞などが授与されます。また応募者全員に記念品があります。
※申込み締切り後の欠席・問合せ連絡先 日本釣振興会役員:太田
主催:(財)日本釣振興会広島県支部
共催:水産庁
協力:広島市立三篠小学校 三篠小学校PTA 広島県釣りインストラクター連絡機構(JOFI広島)