広島市中区の広島デルタライオンズクラブのメンバーたちが4日、安佐北区の太田川で稚アユ約2千匹を放流した。
可部町今井田の安佐北大橋のたもとにメンバーと家族の約40人が集合。「大きく育って」などと声を掛けながら、体長約10センチの稚アユが入ったバケツを川にゆっくりと傾けた。
放流は同クラブの環境保全事業の一環で、2008年から毎年続けている。稚アユは地元の太田川漁協が中間育成を委託している椹野川漁協(山口市)から仕入れた。
吉野谷茂第3会長は「今後も放流を継続し、太田川の環境を守るお手伝いをしたい」と話していた。
2010年4月5日中国新聞
投稿者: jofi/カテゴリ:会報・記事・報告