2023-07-07

マコガレイ稚魚放流in江田島

日  時 令和5年7月7日(金)午前9時~正午

放流場所 長瀬海岸(江田島市能美町中町)

参加児童 江田島市立中町小学校5年生21名+教員2名
     江田島市立鹿川小学校5年生14名+教員1名
     江田島市/有岳江田島市長、市役所職員8名
     下松市栽培漁業センター福井氏
     (公財)日釣振/平口洋顧問+秘書、池田顧問、藤井地区支部長、
     太田広島県支部長、中木役員、富樫役員、小池顧問
     JOFI広島/平田氏、三角氏、広島清流会/市本氏、和田氏
     近隣の園児を連れた家族 5組12名    総計72名


内容
曇天のもと、稚魚を乗せたトラックと役員を乗せた車3台が江田島市三高港に午前9時過ぎに到着し急ぎ長瀬海岸へ向かった。放流場所は、海水浴場で砂浜もあり沖には牡蠣養殖の筏が多く浮いており底引き漁ができないし、牡蠣養殖によるエサも豊富な場所と恵まれた環境である。放流条件としては、河口近くの海岸の次にマコガレイ稚魚の生存率が良い場所と言える。


駐車場に到着すると、市職員の方々がテント2張とマイクスタンドの設営をしていた。駐車場の入口に日釣振とJOFI広島の幟旗を立て、日釣振の横断幕を小屋の柱に張り資材置場を確保。事前に児童に配布する「すきすきフィッシング」釣りの教本は、小学校ごとに分けてもらっていたので、あっという間に準備が完了した。


10時40分過ぎに児童がテントの下で待機する中、富樫役員が安全教室を開始。各役員が救命胴衣の装着指導と手助けを行った。有岳江田島市長、平口洋衆議院議員が到着後、太田広島県支部長から挨拶。次に平口洋顧問、有岳市長から挨拶があった。市長からこれまで放流事業の成果が顕著に見られるとの話があった。


次に下松市栽培漁業センターの福井氏より今回の放流稚魚は5cm程度で、1月に卵から孵った。生まれたての頃はタイのように泳いでいるが、次第に目が片方に寄ってきて泳ぎにくいので横になって水底で生活するようになる。5年後には25㎝から30cmになって釣り人を楽しませてくれるなど、マコガレイの生態の説明があった。


次に砂浜に降りて記念撮影後、バケツに入れたマコガレイの稚魚3,000匹の放流を行った。近隣に住む園児の親子も集まってくれ、小さなバケツに稚魚を入れ放流に協力してもらった。


放流後は、水辺の清掃活動を行った。集めたゴミは、市のゴミ収集車にすぐに回収してもらったので集積ゴミの写真はない。正午前にテントに集合し救命胴衣を外した。次に太田支部長から、釣りに行くときは必ずゴミを持ち帰ることなど釣り場環境の話があった後、新しい軍手と釣りの教本、飲物を渡して解散となった。教員からは、めったに経験できないことをさせてもらったと感謝の言葉があった。

報告者:(公財)日本釣振興会広島県支部長 太田博文

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