2016-10-07

キジハタ(アコウ)稚魚放流

日時 平成28年10月4日(火)

場所 広島湾能美沖岩礁

放流種苗 キジハタ稚魚(アコウ)

協力団体 かめや釣具㈱,JOFI広島,広島情報ビジネス専門学校(フィッシング専攻)

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巨大台風18号が近づく日本、10月4日の実施を悩んだ末、前日3日の正午に決行を決めた。安全第一が基本の釣り、こうした事業も同様である。

10月4日午前6時45分フィッシング専攻の生徒8名を乗せ、吉島ボートパーク広島に向かった。
午前7時30分かめや釣具㈱所有のタートル号で出船。嵐の前の静けさ、曇り空で風・波も無く順調に草津港へ向かった。波止では、今回の稚魚を生産された下松市栽培漁業センターの担当者が待っていた。荷台に積まれた二つの水槽から船の水槽に移し替えるのは、フィッシング専攻の生徒達。10cm足らずのキジハタ (アコウ)の稚魚は、元気よく泳いでいた。

午前8時、草津港を出船し放流場所へ直行した。放流場所では、波も無く岩礁に上がり放流風景の撮影ができた。ザルや網を使って素早く放流。稚魚にストレスを与えない放流を心がけた。

放流現場の詳しい地名は表記(公表)しない。理由は、キジハタが釣りの対象魚に育つまでに数年かかるため。船釣りアングラーに楽しんでもらうサイズに育つまでは、時間が必要との考えから放流場所を特定しないようにするためだ。

今後も、キジハタの放流を続けていき、数年後の公表の際には、多くのアングラーの期待に応える事ができると思う。

報告者 (公財)日本釣振興会広島県支部 太田博文氏

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