2012-06-12

鮎釣り初心者講習会

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日時:平成24年6月10日(日)9:00?17:00
場所:錦林業センター(道の駅ピュアライン近く)
会費:2,000円(オトリ代・弁当代に充当)、日券2,000円参加者負担
釣場:玖北漁協管内
主催: 山口銀鱗会主催事業
後援: (公財)日本釣振興会中国支部

快晴の日曜日、山陽自動車道岩国インターを下り、清流錦川沿いに六日市方面に走る。流石、清流の川は清く澄み野山の新緑が、心和む雰囲気に誘います。
林業センター大会議室での鮎釣り教室は、昨年まで(公財)日本釣振興会中国地区支部主催で行っておりましたが、同じ場所での鮎釣りの教室は、いかがなものかという役員の指摘で、今回は後援という事になった事業です。20名の募集人員を超えた22名の参加者があり、若い方が9割を占めており女性の参加者も数名おられました。午前中、太田広島県支部長が、鮎の生態と鮎釣りで使われる主な釣道具について、今日の道具に至る歴史も絡め説明しました。その後、当日使う仕掛け【ハナカン仕掛・水中糸仕掛・天上糸仕掛・三本イカリ仕掛】を各テーブル毎、指導者が付いて指導いたしました。簡単になったプールジック方式のハナカン移動仕掛等は、テーブル毎に太田支部長が最新方法を指導し、担当指導者も目を見張っておりました。

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12時過ぎてから昼食タイム。
13時からは、シマノより借り受けた鮎竿を使っての実釣、同じ指導者が担当したので和やかに実釣が進みました。実釣の川は、高知で行われる清流めぐり利き鮎会で、グランプリを獲得した河川です。鮎の味は格別に美味しく、しかも鮎釣り教室としても釣果が期待でき、急流や深場が少なく安全性の高い河川です。オトリにハナカンを付け、サカサバリを付ける。この一連の操作が中々難しく、初心者は大体オトリを弱めてしまうことが多い。この所作を最初に講師が行い、竿を渡します。掛かり鮎のパワーを竿から受ける醍醐味は、一人の鮎師を作ります。
こうした事を続ける事が、鮎釣り人口を一人でも増やす道と感じました。実釣の最高釣果は、13匹でした。場所ムラもありましたが、全員に釣果がみられ、指導された山口銀鱗会の会員の皆様の努力の賜物と思います。
貸し出した竿を点検、清掃しながら納めた後、協賛企業の㈱マルト・㈱サンライン・㈱シマノ・㈱カツイチ・大橋漁具㈱と後援の(公財)日本釣振興会中国地区支部からプレゼントされた品物が当たる、お楽しみ抽選会が行われました。
最後に、太田広島県支部長から「釣った鮎を家族で美味しく食べ、今日の鮎釣の話で楽しんでください」「仕掛造りも忘れないうちにもう一度チャレンジください」という挨拶で、無事終了致しました。

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