2006-12-04

海田町地域子ども教室
“あそびた?い”の中のハゼつり大会
瀬野川でハゼを釣ろう!!

海田町地域子ども教室

事業名 海田町地域子ども教室(事務局:教育委員会生涯学習課)
“あそびた?い”の中のハゼつり大会 瀬野川でハゼを釣ろう!!

実施日時 平成18年10月29日(日)  13:00?16:00
実施場所 瀬野川/上市橋・仲見世橋

参加者  地域子ども教室世話役(実行委員)12名
 子ども20名(1?5年生/男子14名、女子6名)、保護者・幼児約10名
 サポーター2名(中村、金本) 釣りインストラクター(*JOFI) 4名(中村(兼))
活動内容 
[目的] 釣りの楽しさを体験しながら仲間や大人たちとの交流を通じ人間性、社会性を育む。
[目標] 一人5匹以上ゲット!!
[講師] 釣りインストラクター(*JOFI)  浜家、山本、藤本、中村(兼)
 *JOFI=Japan Official Fishinng Instructor
[進行]
12:30 スタッフ集合
13:00 海田町役場で受付
オリエンテーション(実行委員・村岡担当)
1)スケジュール説明
2)サポーター・スタッフ紹介・自己紹介・班付紹介(中村)
3)注意事項(中村)  
13:10 海田町役場出発
13:20 魚釣り開始
15:00 魚釣り終了
15:20 海田町役場別館(加藤会館)帰着後テーブル着席
講師(中村)講評
 ・瀬野川の環境、汽水域に棲む魚(ハゼ、ボラ、スズキ等)の話
 ・講評のまとめは食物連鎖の話・・・人間が頂点、生き物や自然を大切にしよう。
・金本の水の汚れや大切さの話
15:30 合掌・いただきます、をしてハゼ等のから揚げ試食
質疑応答
 ・(Q)ハゼはどのようにしたらよく釣れるのか
 ・(A)川の水(潮)がひいている時に水の通る道を調べておくと、ハゼはその道を登るので
    そこをめがけて釣るとよく釣れる。
16:00 合掌・ご馳走様をして、解散

・サポーターは2名参加。釣りインストラクターの方達と2班に分けて1班・藤本、中村、金本 2班・浜家、山本が担当。
・中村からの注意・マナー事項:竿は振り回さない。竿はまたがない。ゴミは持ち帰りましょう。
・ハゼ釣りは1班を上市橋、2班を仲見世橋で行う。
・魚釣りは子ども達にはなじみが少ないようで、道具の取扱い、えさの扱い(えさツケ)に不慣れ、気持ち悪さ等で最初はなかなかうまくいかず、またつり方に慣れるまで少し時間がかかりましたが、積極的な子どもが多く、だんだん上手になるのが目に見えてきました。
・魚釣りは潮の関係、天候、えさ、道具、場所等に影響され、なかなか難しい面があり、期待通りの成果が出ない子どももいますが、本日は目標一人5匹で、全体では平均に達したように見られました。
・子ども達は良く釣れた子どもやあまり釣れなかった子どもも実際に魚釣りを体験してみて、釣り方、汽水域の状態、色々な種類の生きた魚をじかに見て観察し、素直に喜びを表していました。
・本日は根掛かりが少なくサポーター、インストラクターともども子ども達のつりを十分サポートでき、懇切丁寧に餌の付け方、つり方も具体的に細かく指導したので、終わり頃にはかなり上達し、釣果も上がり、子ども達に感謝されました。
・まとめは中村(ワンポイントEcoコーナー)。
 *皆さんはいい環境の中で生活しています。瀬野川がきれいにならないと海がきれいになりません。汚れを制御するとハゼが多くつれるようになります。
 *食物連鎖の頂点に人間がいます。人間がきっちりしないといけません。環境を大切に、生き物を大切にしましょう。
 *醤油の汚れの話やアフリカのお友達の話を通して水の大事さを話しましたが、川を汚さないように、そして大切にしましょう。
   でまとめました。

[魚釣りに必要な用具]   
主催者側:餌、ビニール袋(魚入れ用)
サポーター(中村)側:釣り道具一式(竿・糸・針等一式20セット+補修用)、餌

[感想]
・素直で、積極的な子ども達が多く、餌の付け方、釣り方、場所等の指導には礼儀正しく対応し指導のし甲斐のある子ども達ばかりでした。
・試食は合掌していただいたり、ご馳走様をしたり、指導が行き届いていますがそれでいて家庭的な雰囲気が非常によく、大変感心しました。
・運営がスムーズで堅苦しくなく、多くの運営委員の方がいて、保護者の方も多く、地域で一体となり、子ども達を育成していることが良くわかり、子ども達もすくすく育っている感が強くしました。
・中村のまとめの話について帰り際に運営委員の方から、“大変いいお話をしていただきありがとうございました”と感謝の言葉をいただきましたが、今日の活動は子ども達、保護者、運営委員の方達にはインパクトがあり大変意義があったように感じました。
・家庭的な雰囲気の集まりで父親・おじいちゃんが保護者で参加されており、地域活動が全体に根付いていると大変強く感じられました。素晴らしい活動だと思います。感受性、人間性、社会性が身につくような色々エコ的な活動も取り入れ、体系的に継続されて人を育てていただきたいと願うものです。
・チャンスがあれば引き続きサポートしたいと思わずにはおられませんでした。

記録日時 平成18年10月30日
記録者 中村弘治

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