2010-07-21

アユつかみ捕りに250人

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日本釣振興会広島県支部は19日、広島市安佐北区可部町今井田の太田川左岸で、アユ祭りを開いた。親子連れ約250人が、水生生物の観察やアユのつかみ捕りを楽しんだ。

太田川に生息する水生生物の入った水槽を並べ、太田川漁協の岡村清監事(77)が生態を解説した。オヤニラミやアカザなど約20種類を見せ、「昔に比べ少なくなった種類も多い。きれいな川を守ろう」と呼び掛けた。

園児や児童約90人はアユのつかみ捕りも体験した。河原に作った池に、体長約20センチのアユが放たれると、子どもたちは水しぶきを上げて追いかけていた。

【写真説明】岡村監事(右端)から太田川に生息する魚について説明を受ける子ども
2010年7月20日中国新聞朝刊

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大会名:JFW親水太田川鮎祭り

実施月日:平成22年7月19日(月・祝)7時30分?12時30分

参加費:無料

開催場所:広島市安佐北区可部大字今井田 柳瀬キャンプ場前の河原 

主催:財団法人日本釣振興会広島県支部
共催:太田川漁業協同組合・太田川親水釣り公園連絡協議会・広島県釣りインストラクター連絡機構
協力:広島市・太田川河川事務所

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放流鮎200尾

清掃活動 清掃範囲およそ0.5Km、回収ゴミ袋 大型ゴミ袋 約100個

参加者 ①子供85名 ②大人(シニア以外)85名 ③その他40名 ④スタッフ45名 合計255名

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意見・感想・反省点 
梅雨末期の大雨の影響で開催が危ぶまれたが、万全の体制と参加者の協力と理解を得ることで開催することに踏み切った。
鮎のつかみ取り会場は、大雨で喪失したので新たに太田川漁協から太田川河川事務所にお願いしてもらい工事を行なった。河川敷を安全に歩いてつかみ取りの池まで行けるよう道路も作り、橋の下の陰になる部分に鮎の塩焼きスペースも設置した。

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天候は晴れで絶好の祭り日和。水量も幾分緩やかになり、水位も下がったが、本流筋の水の流れはまだまだ速すぎる状況。
受付を済ませた参加者が、思い思いの場所にシートをひいたりパラソル付きのテーブルを設置していた。
開会式では、平口洋中国地区支部長と太田川親水釣り公園連絡協議会の大下俊隆会長に歓迎の挨拶をしてもらった。注意事項説明では河川の状況を説明し、鮎釣りの途中流された経験談を話した。実体験の話だったので、保護者や子どもたちも、川の危険性も楽しさもしっかりと受け止めてくれたと思う。

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鮎のつかみ取りは、子供達を三組に分け上級生から始めた。ブールの底は、ブルーシートを敷いていたが、シートの合わせ目から泥水が上がってきて、鮎が見えていたのが全く見えなくなってしまい子供たちも捕まえるのに苦労していた。捕まえた鮎を水道水で洗い金串に刺し、飾り塩を付け焼く。その指導は、プロの料理人にお願いし指導してもらった。

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つかみ取りをしている間に、他の参加者は、周辺の水辺の掃除をしてもらった。特に増水の影響で木々に引っ掛ったビニール等のゴミや、キャンパーの花火の燃え殻が散乱していたのを拾ってもらった。
鮎の塩焼きが終わり、4年生以上の希望者のみにハヤ釣り教室を開催。場所は本部から100mほど下流の流れが緩やかな場所で開催。
撒き餌の効果が出るまでは、中々釣れなかったが、終盤には竿を曲げるようになった。

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次に鮎の放流を行い、一人2匹の成魚を放流。初めて放流する子が多く長い列ができたが、太田川漁協の方がバケツに水と鮎を入れ一人一人の子供達に大切に手渡しをした。

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放流後、本部前に集合、恒例のジャンケン大会を行なった。メーカー各社協賛の帽子・ポロシャツ・Tシャツ・救命胴衣・クーラーを賞品にし参加者へプレゼントした。
閉会の挨拶は、広島県釣りインストラクター連絡機構の八田会長が行い、無事終了することができた。

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